implex1023– Author –
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姿でも声でもない、本質を見よ
■引用原文(日本語訳) 一二 色かたちによって、わたしを測り、また音声によって、わたしを尋ねもとめた人々は、貪欲や情欲に支配されているのであって、(実は)わたくしのことを知らない。――『ダンマパダ』 第二二章 第十二節 ■逐語訳 色かたちによって... -
真の人物は、金のごとく輝く
■引用原文(日本語訳) 一一 博学であって、徳行をたもち、明らかな知慧があり、つねに心が安定し統一している人は、ジャンブー河から得られる黄金でつくった金貨のようなものである。その人を誰が非難し得るであろうか?――『ダンマパダ』 第二二章 第十... -
学びと行いの二輪を備えた人は、真に信頼される
■引用原文(日本語訳) 一〇 もしも或る人が博学であって、また徳行にもよく専念しているならば、世の人々は(学問と徳行と)両方の点でかれを称讃する。その人の誓戒は完全に身に具わっているのである。――『ダンマパダ』 第二二章 第十節 ■逐語訳 博学で... -
学びなく、行いなくして、道は語れない
■引用原文(日本語訳) 九 もしも或る人が学問も少なく、また徳行にも専念していないならば、世の人々は(学問と徳行と)両方の点でかれを非難する。その人の誓戒は完全に身に具わっているのではない。――『ダンマパダ』 第二二章 第九節 ■逐語訳 学問も少... -
行いにあらわれてこそ、知は本物となる
■引用原文(日本語訳) 八 或る人が、たとい学問はわずかであっても、徳行によく専念しているならば、世の人々は、徳行についてかれを称讃する。その人の学問は完全に身に具わっているのである。――『ダンマパダ』 第二二章 第八節 ■逐語訳 学問はわずかで... -
学びよりも、行いが人を照らす
■引用原文(日本語訳) 七 或る人が、たとい博学であっても、徳行に専念していないならば、世の人々はかれを徳行の点で非難する。その人の学問は完全に身に具わっているのではない。――『ダンマパダ』 第二二章 第七節 ■逐語訳 たとい博学でも:知識や理論... -
聞くことは、解放への第一歩
■引用原文(日本語訳) 六 教えを聞いて、諸のことがらを識別する。教えを聞いて、悪を行なわない。教えを聞いて、ためにならぬことを避ける。教えを聞いて、束縛の覆いの解きほごされたところ(=不死の処)に至る。――『ダンマパダ』 第二二章 第六節 ■... -
教えは、心に灯る識別の光
■引用原文(日本語訳) 五 眼のある人は燈火によって種々の色かたちを見るように、ひとは教えを聞いて、善悪のことがらを識別する。――『ダンマパダ』 第二二章 第五節 ■逐語訳 眼のある人:視力を持つ者、つまり感覚器官としての眼を備えた人。 燈火によ... -
聞くことこそ、知を照らす灯である
■引用原文(日本語訳) 四 この世では人間もまた、つねにそのようなものである。知識はもっているかもしれないが、教えを聞くことが無ければ、善悪のことがらを識別することができない。――『ダンマパダ』 第二二章 第四節 ■逐語訳 知識を持っている:学問... -
心の闇に智慧は届かず
■引用原文(日本語訳) 三 よく密閉してあって暗闇にみたされた家に入ると、そこにある諸の見事な物を、眼のある人でも見ることができないようなものである。――『ダンマパダ』 第二二章 第三節 ■逐語訳 密閉された家:外部の光が入らない完全に閉じた空間...