implex1023– Author –
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香草も悪臭に染まる ― 交わりが己を形づくる
■引用原文(日本語訳) 七*人が吉祥草の葉の尖で臭った魚を包むならば、その吉祥草でさえも悪臭を放つ。悪人に交りつき合う人々も同様である。――『ダンマパダ』 ■逐語訳(意訳を含む) たとえ香り高く清らかな吉祥草(きっしょうそう)であっても、 臭う... -
真の高みは、高き人に学ぶことで拓かれる
■引用原文(日本語訳) 六知慧についても、徳行についても、心の静まりについても、最上のすぐれた人々に近づき仕える人は、つねにすぐれた境地に達する。――『ダンマパダ』 ■逐語訳(意訳を含む) 知恵(理解力・判断力)においても、行いの清らかさ(道徳... -
誰と歩むかが、己の行き先を決める
■引用原文(日本語訳) 五*劣った卑しい者になじむ人は堕落してしまう*。しかし等しい者につき合う人は実に堕落することはないであろう。すぐれた者に近づく人はすぐれた状態に達する。それ故にこの世では自分よりもすぐれた人とつき合え。――『ダンマパ... -
善き言葉は、姿なき導き手となる
■引用原文(日本語訳) 四*実に学識ゆたかに種々の状況をよく考慮する人々につき合うべきである。けだし、かれらの説く善いことばを聞いたならば、その人々が(そこに)いなくても、すぐれた境地に達し得る。――『ダンマパダ』 ■逐語訳(意訳を含む) 学識... -
交わりは、心を映す鏡である
■引用原文(日本語訳) 三*悪い友と交るな。卑しい人と交るな。善い友と交われ。尊い人と交れ。――『ダンマパダ』 ■逐語訳(意訳を含む) 悪しき友と交わることなかれ。 品性の卑しい者と親しくすることなかれ。 善き友と交われ。 尊き人と交われ。 これは... -
善き友こそ、人生を照らす灯火
■引用原文(日本語訳) 二*明らかな知慧のある人が友達としてつき合うべき人々は、信仰心があり、気持のよい、素行のよい、学識ゆたかな人々である。けだし立派な人々と交るのは善いことである。――『ダンマパダ』 ■逐語訳(意訳を含む) 賢明なる人が親し... -
悪しき友より、独りの道を選べ
■引用原文(日本語訳) 第二五章 友一*明らかな知慧のある人が友達としてつき合ってはならないのは、信仰心なく、ものおしみして、二枚舌をつかい、他人の破滅を喜ぶ人々である。悪人たちと交るのは悪いことである。――『ダンマパダ』 ■逐語訳(意訳を含... -
正しき人を敬う心こそ、真の供物
📜 引用原文(日本語訳) 第二四章 三〇(章末)功徳を得ようとして、ひとがこの世で一年間神をまつり犠牲をささげ、あるいは火にささげ物をしても、その全部をあわせても、(真正なる祭りの功徳の)四分の一にも及ばない。行ないの正しい人々を尊... -
真理を説く一言は、百年の祈りを超える
📜 引用原文(日本語訳) 第二四章 二七・二八(訳文は二六に同じ:)たとい百年のあいだ毎月千回ずつ祭祀を営む人がいても、その功徳は、生きとし生けるものどもを憐れむ(功徳)の十六分の一にも及ばない。 第二四章 二九たとい百年のあいだ毎... -
すべての命を憐れむ心は、百年の祈りにまさる
📜 引用原文(日本語訳) 第二四章 二六たとい百年のあいだ、毎月千回ずつ祭祀を営む人がいても、その功徳は、生きとし生けるものどもを憐れむ(功徳)の十六分の一にも及ばない。——『ダンマパダ』 🔍 逐語訳(意訳) どれほど長きにわたり...