implex1023– Author –
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香りも紅も心を染めず、賢者は魅力を超えて観る
📖引用原文(日本語訳) 見よ、あのように宝石や腕輪で粉飾された形体を!それは愚人を迷わすには足るが、賢者はそれに対する執著を離れる。――『ダンマパダ』 第二七章 第二十二節 二二A:肢体に香料を塗られ、両足は赤堊で染められている。それは... -
宝飾に惑わされぬ眼、それが智慧の証
📖引用原文(日本語訳) 見よ、あのように宝石や腕輪で粉飾された形体を!それは愚人を迷わすには足るが、彼岸を求める人々を迷わすことはできない。――『ダンマパダ』 第二七章「観察」第二十一節 🧩逐語訳 宝石や腕輪で粉飾された形体:高... -
飾られた身体の奥に、真の不安を見よ
📖引用原文(日本語訳) 見よ、粉飾された形体を!(それは)傷だらけの身体という名のものであって、病いに悩み、虚妄の意欲ばかりで、堅固に安住することがない。――『ダンマパダ』 第二七章「観察」第二十節 🧩逐語訳 粉飾された形体:化... -
美を観て迷うなかれ、離れてこそ、真の知恵
📖引用原文(日本語訳) つねにこの身体を見よ。王車の車のように美麗である。愚者たちはそこに迷うが、賢者はそれに対する執著を離れる。――『ダンマパダ』 第二七章「観察」第十九節 🧩逐語訳 この身体を見よ:自分自身の身体について常に... -
身体の美に耽れば、歩みは泥に沈む
📖引用原文(日本語訳) つねにこの身体を見よ。王者の車のように美麗である。愚者たちはそこに耽する。老いた牛がぬかるみの泥にはまり込んだように。――『ダンマパダ』 第二七章「観察」第十八節 🧩逐語訳 この身体を見よ:自己の肉体を対... -
美しき車を執すなかれ、賢者は通りすぎてなお歩む
📖引用原文(日本語訳) つねにこの身体を見よ。王者の車のように美麗である。愚者たちはそこに迷うが、明らかに知る人々はそれに執著しない。――『ダンマパダ』 第二七章「観察」第十七節 A:つねにこの身体を見よ。王者の車のように美麗である。... -
この身を泡と知るとき、死の影はもはや届かない
📖引用原文(日本語訳) 身体は沫のごとしと見よ。身体はかげろうのごとしと見よ。身体をこのように観ずる人は、死王もかれを見ることがない。――『ダンマパダ』 第二七章「観察」第十六節 🧩逐語訳 身体(カーヤ):人間の物質的存在。仏教... -
泡と陽炎に執するな、死さえも届かぬ眼を養え
📖引用原文(日本語訳) 世の中は沫のごとしと見よ。世の中はかげろうのごとしと見よ。世の中をこのように観ずる人は、死王もかれを見ることがない。――『ダンマパダ』 第二七章「観察」第十五節 🧩逐語訳 沫(あわ)のごとし:水の泡のよう... -
とどまらず、思い上がらず、道なき道を歩む者
📖引用原文(日本語訳) この二つの極端説を知って、そこにとどこおっていなかった賢者たちは、それで思い上ることはない。かれらには(決った)道が存在しないのである。――『ダンマパダ』 第二七章「観察」第十四節 🧩逐語訳 この二つの極... -
極端に耽る愚を離れ、智慧の眼をもって見守れ
📖引用原文(日本語訳) この二つの極端説を熟知しないで、愚者たちはそこに耽る。しかし他の愚者たちは走り過ぎて行く。眼ある人はかれらをよく見とどける。――『ダンマパダ』 第二七章「観察」第十三節 🧩逐語訳 この二つの極端説:第十一...