implex1023– Author –
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真のよりどころは、外にはない
📖引用原文(日本語訳) しかしこれは安らかなよりどころではない。これは最上のよりどころではない。それらのよりどころによっては、あらゆる苦悩から免れることはできない。――『ダンマパダ』 第二七章「観察」第三十二節 🧩逐語訳と解釈 ... -
恐れの中で、外に逃げても安らぎは見つからない
📖引用原文(日本語訳) 多くの人々は恐怖にかられて山々、林、園、樹木、霊樹などをたよろうとする。――『ダンマパダ』 第二七章「観察」第三十一節 🧩逐語訳と解釈 多くの人々は恐怖にかられて:苦・災い・死・不安などに直面し、精神的に... -
何ものにも縛られず、ただ静かに、回転する者
📖引用原文(日本語訳) 青い幌をまとい、白い傘で覆われ、輻が一つしかない車が回転して来る。結びつける紐もなく、軛に結ぶ綱もなく、悩まされることなく、やって来るのを見よ。――『ダンマパダ』 第二七章「観察」第三十節 🧩逐語訳と解釈... -
解かれた縄を、自ら拾って縛り直すな
📖引用原文(日本語訳) 愛欲の園からも離れ、愛欲の林から脱している人々からも離れているのに、また愛欲の林に向って走る。この人を見よ! 束縛から脱しているのに、また束縛に向って走るのである。――『ダンマパダ』 第二七章「観察」第二十九節 ... -
私はこれである」と言わぬ者こそ、真に流れを渡る
📖引用原文(日本語訳) 上にも下にも全く情欲を離れた人は、「われはこれである」と観ずることが無いので、このように解脱して、未だ渡ったことのない流れを、この世で渡り、再び(迷いのうちに)生れることがないであろう。――『ダンマパダ』 第二... -
欲に溺れた目には、真理の流れは見えない
📖引用原文(日本語訳) 諸の欲望に執著し、つねに迷っている者どもは、束縛のうちに過ちを見ることが無い。束縛の執著にとらわれている者どもは、広くひろがった大きな流れを、決して渡ることがないであろう。――『ダンマパダ』 第二七章「観察」第... -
飾られたものの奥に、壊れるものの宿命を見よ
📖引用原文(代表句) 若々しく美しい女のように、醜くて穢れた身体が飾られている。それは愚人を迷わすには足るが、賢者はそれに対する執著を離れる。 肢体に香料を塗られ、両足は赤堊で染められている。それは愚人を迷わすには足るが、その人が永... -
美の装いの裏に、無常の真理を見る
📖引用原文(日本語訳) 若々しく美しい女のように、醜くて穢れた身体が飾られている。それは愚人を迷わすには足るが、彼岸を求める人々を迷わすことはできない。――『ダンマパダ』 第二七章「観察」第二十五節 🧩逐語訳 若々しく美しい女の... -
飾りを超えて、心は自由に在れ
📖引用原文(日本語訳) 髪を分けて八房にしてあり、両眼には膏油が塗られている。それは愚人を迷わすには足るが、賢者はそれに対する執著を離れる。――『ダンマパダ』 第二七章「観察」第二十四節 🧩逐語訳 髪を分けて八房にしてあり:精緻... -
装いは心を惑わすが、真理は飾りに宿らず
📖引用原文(日本語訳) 髪を分けて八房にしてあり、両眼には膏油が塗られている。それは愚人を迷わすには足るが、彼岸を求める人々を迷わすことはできない。――『ダンマパダ』 第二七章「観察」第二十三節 🧩逐語訳 髪を分けて八房にしてあ...