implex1023– Author –
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悪の果は、今と未来の心を蝕む
■引用原文(日本語訳) 三四悪いことをした人は、この世で憂え、来世でも憂え、ふたつのところで共に憂える。かれは、自分の行為が汚れているのを見て、憂え、悩む。―『ダンマパダ』より ■逐語訳 悪いことをした人は、この世で憂え、来世でも憂え:悪行の... -
善は静かに、心を照らす光となる
■引用原文(日本語訳) 三三善いことをしたならば、ひとは喜ぶ。ずっと昔にしたことであっても、遠いところでしたことであっても、ひとは喜ぶ。人に知られずにしたことであっても、ひとは喜ぶ。それの果報があるのだから、ひとは喜ぶ。―『ダンマパダ』より... -
悪の記憶は、心を離れず
■引用原文(日本語訳) 三二悪いことをしたならば、ひとは憂える。ずっと昔にしたことだとか、遠いところでしたことであっても、ひとは憂える。秘密のうちにしたことであっても、ひとは憂える。それの報いがあるのだから、ひとは憂える。―『ダンマパダ』よ... -
善は静かに、確かに実を結ぶ
■引用原文(日本語訳) 三一この世で善いことをしたならば、安心しておれ。その善いことが、ずっと昔にしたことだとか、遠いところでしたことであっても、安心するがよい。人に知られずにしたことであっても、安心しておれ。それの果報があるのだから、安... -
悪は忘れても、報いは忘れない
■引用原文(日本語訳) 三〇悪いことをしたときには気をゆるすな。その悪いことが、ずっと昔にしたことだとか、遠いところでしたことであっても、気をゆるすな。秘密のうちにしたことであっても、気をゆるすな。それの報いがあるのだから、気をゆるすな。―... -
無実の人を傷つけると、十の禍に堕つ
■引用原文(日本語訳) 二六─二九*手むかうことなく罪咎の無い人々に害を加えるならば、次に挙げる十種の場合のうちのどれかに速かに陥るであろう:(1)親族の滅亡、(2)財産の消滅、(3)国王からの侵略、(4)恐ろしい告げ口、(5)激しい痛み、(6)... -
善の一粒が、福の穂となる
■引用原文(日本語訳) 二五かでも善いことをしたならば、来世に安楽をもたらし、つねに大いなる福楽を生ずることになる。穀物が積もり集まったようなものである。(やがてすばらしい果実を生ずるであろう。)―『ダンマパダ』より ■逐語訳 かでも善いこと... -
小さな悪が、大きな禍を呼ぶ
■引用原文(日本語訳) 二四かでも悪いことをしたならば、つねに来世に苦しみを生じ、大きな禍を生ずることになる。毒が腹の中にあるようなものである。―『ダンマパダ』より ■逐語訳 かでも悪いことをしたならば:「たとえ少しでも」「軽い気持ちで」行っ... -
善は急げ、心に隙を与えるな
■引用原文(日本語訳) 二三*善をなすのを急げ。悪から心を退けよ。善をなすのにのろのろしたら、心は悪事をたのしむ。―『ダンマパダ』より ■逐語訳 善をなすのを急げ:良いと分かったことは、ためらわずにすぐ実行せよ。 悪から心を退けよ:悪しきことに... -
善を重ねて喜びとなせ
■引用原文(日本語訳) 二二*人がもしも善いことをしたならば、それを繰り返せ。善いことを心がけよ。善いことがつみ重なるのは楽しみである。―『ダンマパダ』より ■逐語訳 善いことをしたならば:人に喜ばれること、誠実・思いやり・正直・感謝といった...