implex1023– Author –
-
第七項 理想企業を目指して、人生と対決するようにして生きる
いよいよ最後になりましたが、私から一つお願いしたいことは、経営者となる人には全員、理想や未来への希望を強く持って経営をしてほしいということです。 理想を抱かなくては何も始まりません。 『プロフェッショナルマネジャー』の著者ハロルド・ジェニ... -
第六項 危機に際しての経営者の行動
使命感の追求。これが経営者の本道です。しかし、順風満帆にその道を歩くことができればいいのですが、経営というのはそういうわけにはいきません。 特に、昨今、経営者が準備しておかなければいけないことは、突然訪れる会社の危機への対応です。 全てに... -
第五項 使命感の実現を脅かすものと戦う
会社にとって、経営者にとって使命感がいかに重要かを述べてきました。しかし、会社というものは放っておくと、使命感とかけ離れたところにいくリスクをいつでも抱えているのも事実です。使命感は、意識してマネジメントするものです。 経営者が牧歌的に過... -
第四項 使命感がもたらしてくれるもの
使命感を強く持つことは、あなたやチームにどのようなことをもたらしてくれるのでしょうか。私は、少なくとも次の八つのことがもたらされると考えます。 使命感は責任感に通じる 使命感を強く持っていたら、「絶対にお客様の期待を超えて、お客様が笑顔に... -
第三項 ファーストリテイリングの使命と、心にとめてほしいこと
フアーストリテイリングの使命 ファーストリテイリングの基本的価値観は「お客様のために」です。言い換えれば、全てをお客様都合で考える経営です。 基本的価値観とは、経営をするヽ?えで自分たちが立脚する思想です。何をするにも全てそこから考えて、... -
第二項 あるべき使命感
社会に貢献できる企業だけが生き残れる では、会社が考えるものであれば、どのような使命感でもよいのでしょうか。 私は、本当に優秀な会社の使命感というのは、単なる経済的目的を超えたものだと思います。 会社というものは、収益をあげて儲けなければい... -
第一項 経営者にとっての使命感
会社の存在意義の追求こそ全て 会社にとって一番大切なのは、使命感です。 使命感とは、何のためにその会社を作ったのか、何のためにこの会社は存在するのかといった、企業の存在理由であり、それを永遠に追求し続けようとする姿勢です。 経営者というのは... -
第七項 勝ちたいと誰よりも強く思い、自己変革を続ける
勝つことに対する意識を誰よりも強く持つ チームワークの前提条件は、メンバー全員が勝ちたいという気持ちになることだと思います。友だち関係のように、ただ単に仲よくすることとチームワークは違います。 そのようなメンバーの気持ちを作るためには、勝... -
第六項 多様性を積極的に肯定する
人間は一人ひとり全部違う ファーストリテイリングは、グローバル化を加速させていきます。その時、多羅け性のマネジメントはリーダーとして重要なテーマです。 しかし、グローバルだから多様性という狭い図式で考えないでほしいと思います。 そもそも多様... -
第五項 期待し、長所を活かす
自分流のやり方で期待を伝える 商売に天才、秀才はいりません。商売の世界は凡人でも非凡な成果を得ることができるのです。それがチーム力のすごさです。 そのためには、個々人のモチベーションが大きなテーマになってきます。仕事を「任せる」ことは、そ...