implex1023– Author –
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販売をスカウトした専務に任せて
販売をスカウトした専務に任せて U社は、ある機械部品の専門メーカーだった。高度成長の波に乗って売上げが急増していった。売上高のうちの三〇%は輸出だつた。 会社が大きくなって社長一人では手が回らなくなり、誰か販売を全部任せられる人材を、とい... -
会社がつぶれたら、誰が責任を負うのか
会社がつぶれたら、誰が責任を負うのか 会社がつぶれたら、誰が責任を負うのか。それは、「社長ただ一人」である。このことは、会社がつぶれた時によく分かる。 何がどうなっていようと、社会のあらゆる責任追及と批判は「社長ただ一人」に集中する。その... -
マネジメントには、事業経営の思想がないことを知れ
マネジメントには、事業経営の思想がないことを知れ 本章で紹介した四社の例は、市場とお客様を忘れて、企業の内部対応のみに焦点を合わせたマネジメントと称する理論の誤りを裏づけるものである。 この四社のみならず、私がコンサルタントとして多くの企... -
経営方針を達成するのが経営計画書
企業の成長と持続的な発展には、明確な目標と具体的な道筋が不可欠です。これを実現するためのツールが、「経営計画書」 です。 経営計画書は、企業の理念や使命を明確に示し、短期・中期・長期の経営目標を数値と方針で裏付けることで、組織全体が一... -
経営者が経営計画書の本質を知り未来への道筋を描く
経営を成功に導くために欠かせないツール、それが「経営計画書」です。 しかし、多くの経営者は「経営計画書」と聞くと、短期的な利益計画や事業計画だけを思い浮かべがちです。 しかし、本来の経営計画書は、それだけでは十分ではありません。会社の未来... -
経営計画に必要なビジョンと数字の融合
経営において、数字は重要な指標であり、目標を具体化するための手段です。しかし、数字だけでは社員の心を動かし、組織を前進させることはできません。 その背景には、会社の未来を描く「ビジョン」と、それを支える「理念」が必要です。そして、これらを... -
使命感が生む経営の力
経営において、ビジョンや使命感は単なるスローガンではありません。それは、企業が進むべき方向性を示し、社員や顧客、社会全体に共感を生む基盤となるものです。 古田土会計では、「日本中の中小企業を元気にすること」を使命感(志)として掲げ、この理... -
経営計画書の役割分担:社長と社員が担うべきこと
経営計画書は、会社の未来を描き、社員全員が目標に向かって行動するための指針となる重要なツールです。しかし、その作成には明確な役割分担が必要です。 社長は企業の戦略やビジョンを描き、社員は具体的な行動計画を立案します。これにより、会社全体の... -
手書きのメッセージ②戦略の誤りは戦術ではカバーできない
経営コンサルタントの一倉定先生は、「社長の仕事は高収益型の事業構造をつくることだ」と言っておられました。古田土会計では社長の仕事は「高収益型の事業構造をつくり、社員と家族を幸せにすること」と定義しています。 高収益型とは、毎年高額の経常利... -
高収益型事業構造を実現している理由
この記事でわかること 高収益体質なのは、商品・サービスが優れさせること 会社の業績を左右するのは「商品・サービスが他社より優れている」か、商品・サービスで差別化できない場合は「販売力が他社より優れている」かの2つ 武器は「優れた商品・サービ...