implex1023– Author –
-
お客様の要求を無視する(二)
スーパーのゴンドラ 0社はパンのメーカーである。穴熊社長で、私が強く言うと、その時だけはお客様の所へ行くが、すぐに穴熊に逆もどりである。 ある時、業をにやした私は、ムリヤリ社長と専務と営業部長を同時に引っぱり出して、お得意様であるスーパー... -
打ち砕かれた幻
打ち砕かれた幻 小売店の店頭で G社は家庭用品のメーカーである。売上げは、この一年ほど横ばいで、このま までは赤字転落しかねないのであった。 社長は穴熊であった。私は、社長が小売店舗を回ってみなければダメだと勧告 した。社長はケグンな顔をして... -
セールスマンの生態
-
穴熊社長には自分の会社のことは分からない
-
自社開発品が可愛くて
-
お得意様の売上げ増大をはかる
-
社長はお客様のところへ行け
-
会社の真の支配者はお客様である
会社の真の支配者はお客様である 会社というものは、その会社の商品(サービスは無形の商品である)がお客様に売れて、はじめて経営が成り立つ。 という、何とも当り前のことを、私は絶えず叫びつづけている。というのは、お客様を無視し、無視しないまで... -
シアーズ・ローバックの教訓
シアーズ・ローバックの教訓 シアーズ。ローバック社は、 一九八〇年代の終りごろまでは世界一の小売商であった。 シアーズ社は、今から約一〇〇年前には農村を相手に、時計と宝石の通信販売を細々とやっていた小さな小売商でしかなかった。 そのシアーズ... -
シアーズ・ローバックの凋落
シアーズ・ローバックの凋落 超優良企業のシアーズ・ローバック社は、それなるが故に、その上に安住して歳月を経るうちに、いつしか閉鎖的でごく内輪な文明社会になっていった。 古めかしい規則でガンジがらめとなり、お客様の要求に答えられなくなってい...