implex1023– Author –
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目標達成の予感があるか
ここで注意してほしいのは、チャレンジ目標は程よく背伸びした目標であって、難しければ、難しい程よいというものではない、ということだ。本書でも、再三、ギリギリの背伸びという表現を使っている。では、何をもって、ギリギリの背伸びと判断するのだろ... -
「何」を目標にするのか?
では具体的に目標づくりのミーティングを見ていこう。リーダーとメンバーは、職場の貢献領域一覧表の戦略業務と日銭業務の中から、職場の目標にすべき、あるいは目標にしたいと思う業務を選び出す。それが 「目標テーマ」である。目標テーマは、「何を、ど... -
問題解決テーマの目標化を!
結果のまた結果である売上やコストダウンなどの数値目標を、実務に役立つ生きた目標に転換するには、「阻害要因の除去」、あるいは「促進要因の増強」といった、問題解決テーマの目標化が欠かせない。確かに上位計画は売上やコストダウン目標の達成を現場... -
仕事プロセスの目標化
仕事プロセスの目標化上記のような仕事のプロセスの目標化は、職場目標に限らず、個人目標を作る際にも、必要に応じて活用する。世の中には、仕事のプロセスでいくら努力をしても、成果が上がらなければ意味がないという考え方が存在するが、本当にそうだ... -
「ピーン」と来る目標
「ピーン」と来る目標目標のテーマアップに関して、もう1つ、留意すべきことがある。メンバーの心に馴染むような目標への置き換えである。工場の最前線で現場作業に従事している人たちに、「前年比10%の生産性向上があなたの目標だ」と言っても、果たし... -
「その他の業務」からも目標を作る
「その他の業務」からも目標を作る 目標テーマを決めるときには、職場の貢献領域一覧表の「その他の業務」の中からも、目標にすべきテーマはないか検討しよう。その他の業務の中で、「今期とくに注力すべきこと、注力したいことは何なのか」とみんなで考え... -
「どれくらい」は「達成手段」との兼ね合いで決める
「どれくらい」は「」リーダーは、次のような表を作って達成基準と達成手段を行き来しながらミーティングを進行する。それは両者の内容を同時並行的に決めようとする作業である。よりよい達成手段が見つかれば達成基準の難易度を高めることができる。ある... -
鉄則01社長を超えるナンバー2が、会社を潰す。
はじめに──「社長」「ナンバー2」「後継者」次第で御社は潰れる。 ◆誰も教えてくれない後継社長の「最初の仕事」会社を継続させるには「社長」「ナンバー2」「後継者」という三者の役割が重要です。 しかし、この三者がそれぞれ「どんな役割を担っている... -
鉄則02社長の「なんとなく好き」で、人を選ぶ。
◆社長とナンバー2が「補完関係」なんてダメ! 「社長が激情型なら、ナンバー2は冷静な人がいい」「二人の補完関係が会社をよくする」こんなことを言う人がときどきいますが、それは大嘘です。 社長とナンバー2の関係において、一番大事なのは価値観が一... -
鉄則03ナンバー2には、「即行動」のイエスマンを置く。
◆ナンバー2の仕事は「社長の方針」の即実行!ナンバー2の役割は「社長の言うこと」を誰よりも早く実行することです。この役割については、社長もナンバー2も肝に銘じておくべきです。社長が間違ったことを言っても、それを即座に実行する。それがナンバ...