implex1023– Author –
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相手に受け入れられるフィードバックを!
ネガティブ情報のフィードバックに際しては、留意すべきことがいくつかある。1つは、ポジティブ情報との抱き合わせで実施すること。ネガティブだけでは、人格否定のように感じられ、素直に聞けないからである。2つは、さまざまな内容を、一度にフィード... -
フィードバックの受け入れ態勢
一方で、フィードバックを受ける側にも、留意してほしいことがある。フィードバックの内容に対しては、正当な言い訳が山ほどあるだろう。ときには反論が必要な誤解も含んでいる。だから、つい、話を遮ってしまいたい衝動が襲ってくる。そこをぐっと堪えて... -
MBOSの実務は「Plan→Do→See」
MBOSの実務は「Plan→Do→See」MBOSとは何か?そうメンバーに聞かれたら、職場のリーダーはどう答えたらいいのだろうか。一人ひとりが、ギリギリ背伸びしたチャレンジ目標の「Plan(計画)→Do(実行)→See(ふりかえり)」を、意... -
チャレンジ目標は個人が勝手には決められない
働く人、一人ひとりが納得のいくチャレンジ目標を設定するための旅路の出発点は、目標設定の仕組みの理解である。MBOSは「目標の連鎖システム」として運用する。 これが目標設定の大前提であり、個人目標であっても、個人が好き勝手に決めるわけにはい... -
やらされ感を払拭するための5つのステップ
目標の連鎖システムは、経営陣の思いを末端の従業員一人ひとりにまでつなぐ仕組みであり、会社や職場の一体感や経営の効率化にとっては不可欠な存在である。しかし、うまく運用しないと、多分に「やらされ感」が伴う仕組みでもある。やらされ感の強い目標... -
MBOSはオープン・システムで展開する
上記からのリーダーとメンバーとのキャッチボールは、一対一の面談ではなく、職場全体のミーティング形式で行うのが効果の高いやり方である。職場のメンバー全員で「部門の中期経営計画にはどういう意図があるのだろうか?」「この職場は何を目標にすべき... -
[ステップ]中期経営計画(中長期のビジョンと戦略)をよく理解する
リーダーは部門のビジョンや戦略をうまく伝えようここからは、目標づくりのためのオープン展開のあり方を前述の「チャレンジ目標づくりの流れ」に沿って解説する。ステップにおけるリーダーの役割は、「部門の中期経営計画」や「全社の中期経営計画」を説... -
リーダーが知っておきたい中期経営計画のツボ
中期経営計画とは、顧客満足の実行計画である中期経営計画は「ビジョン」と「戦略」を基本フレームに策定する。ビジョンとは「3〜5年後のなりたい姿」を描いたものであり、戦略とはビジョンの裏付けとなる「3〜5年間の重点実施事項」や「資源配分のあ... -
職場のミッションを話し合う
部門の中期経営計画(ビジョンと戦略)をメンバー全員が理解したら、次にリーダーが仕掛けるのは、「職場ミッションの明確化」の議論である。職場ミッションとは、中長期的に見た職場の役割と担う責任のことだ。向こう3〜5年間を見渡して、この職場が貢... -
絶対に外せない顧客への貢献
職場ミッションについて話し合う際に、絶対に外せない貢献対象が2つある。「お客様」と「適正利益の確保」である。基本的に、どんな職場も、何らかの形で両者に貢献することが求められているからである。とりわけ、お客様への貢献は重要だ。お客様が商品...