implex1023– Author –
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MBOSとノルマ管理の違いは紙一重
Y理論のスタンスも、ともにハッピーの気持ちも、いずれも目に見えないところに存在するMBOSとノルマ管理との違いであり、表面的に眺めたのでは両者の識別は難しい。たとえ、外的動機づけに積極的であっても、リーダーがX理論の信奉者であったり、人... -
365日、ありとあらゆる場面におけるコミュニケーション
修羅場へのひと引っ張りとは、実務的に、何をすることなのか。それは、365日、ありとあらゆる場面において、以下の3種類のコミュニケーションを仕掛けることである。それも、メールやFAXなどの間接コミュニケーションではなく、肉声と体温が触れ合... -
立ち話的「報・連・相」
問題創造・問題解決のコミュニケーションとは、「小さなPDS」の内容をこまめに情報交換することだ。毎朝のショートタイム・ミーティングや休憩室における真面目な雑談の場などを利用して、あるいは隣の席に椅子だけを移動して、2〜3分程度の「報・連... -
個人目標の進捗検討会
小さなPDSは、日々の立ち話的「報・連・相」にプラスして、もう少しまとまった時間を使って実施することも必要だ。月に1回は定例ミーティングの場を利用して、個人目標の進捗検討会をみんなで実施するとよい。以下の3つのアウトプットを目的に毎月、... -
志を語り合うコミュニケーション
365日のコミュニケーションの中心は小さなPDSがメインであるが、それだけやっていたのではモチベーションは高まらない。状況によっては気分が滅入ることもある。そこで、ときにはロマンや志を語り合うことも必要だ。たとえば「わが社の商品とは何だ... -
パーソナル情報のキャッチボール
パーソナル情報のキャッチボール人と人とが一緒に仕事をする以上、人間関係の円滑化も不可欠であり、それを積極的に仕掛けるのもリーダーの役割だ。人間関係とは煎じつめれば「好き嫌い」の問題だが、万人が万人を好きになるのは難しい。しかし、お互いが... -
一所懸命に話す・聴く
コミュニケーションの原点は話すことと聴くことであり、その善し悪しが職場の人間関係づくりにも影響する。とくにリーダーの話す態度や聴く姿勢は、リーダーとメンバーとの心の絆の決定要因になってしまうほどの重みを持っている。リーダーがメンバーに話... -
コラム「コンフリクト(対立感情)」をどう解決するか
「コンフリクト(対立感情)」をどう解決するかチームワークを劣化させないために人間関係円滑化のコミュニケーションで、もう1つ、重要な押さえどころが残っている。「コンフリクト(対立感情)」に関することである。二人以上の人間が集まれば、必ずコ... -
納得感や責任感の維持のためにリーダーがすべきこと
ここまで、Doの場面における、仕事の面白さの実感という内発的動機づけの必要性や喚起方法について述べてきた。最後に、メンバーのチャレンジ目標に対する納得感や責任感を持続させるためにリーダーがすべきことについて説明し、この章を終わりにしたい... -
仕事ぶりをフィードバックする
メンバーの責任感の醸成には、仕事ぶりのフィードバックも有効である。チャレンジ目標のDoの過程では、メンバーは日々、さまざまな努力をするが、それが正しい方向に向かっているのかどうか、ときどきチェックが必要だ。いちばん理想的な状態は、何らか...