implex1023– Author –
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▼(1)強み・弱みと成功パターン
経営戦略策定の予備作業として、まず強みと弱みの分析と、成功パターンの分析を行います。 この記事でわかること ▼(1)強み・弱みと成功パターン マンガのストーリーにあるように、自社経営資源分析を行うと、自社・自事業の問題点ばかりが見えてしまい... -
▼(2)ギャップの抽出──定量・定性の両面で捉える
この記事でわかること ビジネス環境分析パートのビジネス環境分析とビジョン設定パートのビジョン設定ができたところで、現状と目標とのギャップを抽出します。 ギャップは、定量と定性の両面で抽出します(図表3-4)。 ①定量ギャップ 売上高や利益率の... -
▼(3)基本戦略──「FromTo」をはっきり
この記事でわかること 次はいよいよ基本戦略です。 基本戦略は、ビジョン設定パートの経営ビジョン・経営目標と自社経営資源分析パートの現状とのギャップを埋められるような大きな戦略設定をします。 基本戦略は、3~5本位の柱を打ち出します。 基本戦... -
▼(4)戦略類型
この記事でわかること ここで、戦略類型についてご紹介しておきます。 戦に勝つには兵法を知っていなければならないのと同様に、ビジネスで成功を収めるには、ビジネス戦略に通じている必要があります。 ビジネス戦略の歴史は100年ほどありますが、その... -
▼(5)個別戦略を具体化する
個別戦略は、先に述べたように事業ごとの事業戦略、組織機能別の機能別戦略、組織構造とその運営方法を決める組織戦略の3つからなります。 基本戦略と事業戦略・機能別戦略の関係を示すと図表3-14のようになります。 全社の戦略的方向性を表すのが基本... -
▼(1)企業理念を確認する
この記事でわかること 企業理念は、その会社の存在意義や大切にしている価値感を表明したもののことをいいます。 他に「経営理念」や「社是」「社訓」、あるいは「ミッション・ステートメント」等の名前で呼ばれることもあります(図表2-1)。 創業者が... -
▼(2)経営ビジョンを設定する
この記事でわかること 「経営ビジョン」とは、「企業理念に基づいて実現したい将来の姿」です。 「ありたい姿」「あるべき姿」ともいわれますが、この「ありたい」と「あるべき」の違いは何でしょうか。 「ありたい」の方が願望や意欲を表し、「あるべき」... -
▼(3)優れたビジョンの条件
この記事でわかること ▼(3)優れたビジョンの条件 前出(プロローグ「組織変革の8ステップ」)のコッターによれば、変革を成し遂げた組織には優れたビジョンがあり、その共通の条件は図表2-5のように6点あるとのことです。 私は、この中でも特に最... -
▼(4)ビジョンをイメージ化して伝える
この記事でわかること 望ましい将来像のイメージが伝わるようにするには、イメージが喚起できるような表現を使う必要があります。 例えば、マイクロソフトのビル・ゲイツは、「コンピュータをすべての机と、すべての家庭に」をスローガンに掲げました。そ... -
▼(5)事業領域を定義する──広がりと具体性の両立
この記事でわかること ▼(5)事業領域を定義する──広がりと具体性の両立 ビジョン設定パートの3つ目の要素は事業領域の設定です。事業領域は英語で「ドメイン」といい、どのような分野で事業を行っていくかを表現します。 ドメインの検討には2つのアプ...