implex1023– Author –
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▼(5)中期経営計画の内容別浸透レベル
この記事でわかること 自社の中期経営計画がどの程度社内に浸透しているかということを把握するのに、図表5-7のようなチェックシートを活用してみると、簡単にわかります。 どの階層や部門で浸透度が低いのかが一見して確認できるため、「浸透度合いを... -
▼(1)KPIと連動した活動計画を立てる
活動・計数計画の具体化パートでは、戦略策定パートで策定した戦略の戦術化と、それを計画に落とし込んだ活動計画、中計の3大要素の一つである計数計画立案へと進んでいきます。 ▼(1)KPIと連動した活動計画を立てる 戦略策定パートでいったん戦略立... -
▼(2)戦略課題の整理
KPIツリーの作成により戦略の過不足を確認し、補足ができたら、戦略課題を一覧表に整理します。 マンガのストーリーでは、KPIによる必要十分条件の確認が課題解決策検討の後とされていますが、過不足の確認ステップは実務上は多少前後しても問題あり... -
▼(3)戦略課題のブレークダウン
どのような戦略も最終的には業務として遂行されることになりますから、戦略から戦術へ、そして施策へと具体化していきます。 マンガのストーリーの山本電機の事例にあるように、戦略課題の具体化は事業部に任せるという会社もありますが、任せたままにする... -
▼(4)課題解決策
検討課題解決策は、図表4-5のような課題解決策検討シートを使って検討します。 それぞれの課題に対して、①課題名、②目標・将来像、③現状・問題点、④ギャップ、⑤解決策の順で検討していきます。 普段、皆さんに課題解決策を検討してもらうと、図表4-5... -
▼(5)活動計画作成
課題解決策が検討できたら、それを3カ年の活動計画にブレークダウンします。 なお、活動計画は事業別・部門別に作成します。 シートの様式は、図表4-6にあるように将来像・目標を一番右に配置し、それに至る3か年の活動を、初年度については上期と下... -
▼(6)計数計画
作成経営計画を立てる際に、「計数計画を先に立てるか」「活動計画を先に立てるか」という議論があります。 マンガのストーリーでは、山本電機では、経営企画室長の判断で計数計画を先に作り、活動計画が後回しとなりました。 中期経営計画が経営目標と計... -
▼(7)計数計画の作り方
計数計画を立案するのに、図表4-7にあるように、①システム・データ面、②管理責任面、③計数の作り方面のように大きく3つの論点があります。 ①システム・データ面については、専用のパッケージソフトを活用する方法と年度単位の予算システムを応用する方... -
▼(8)グループ全体の計数計画
計数計画を自社単体のものだけでなく、グループで連結して作成する必要があるケースもあります。 その際は、図表4-12にあるように、まず事業別法人別に損益計算書(必要に応じてバランスシートやキャッシュフロー計算書も)を作成します。 続いて、グル... -
▼(9)活動計画と計数計画の整合性の確認
計数計画はこのように作っていきますが、一通り作り終わったら、「活動計画と計数計画が対応しているか」「活動計画の成果が出てくるタイミングと計数計画が合っているか」「活動計画の成果見込みが適正に見積もられているか」などのように活動計画との整...