implex1023– Author –
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すべてを手放したとき、人はもっとも自由になる
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第15偈) 私は、バラモンの母の胎から生まれた者を、「バラモン」とは呼ばない。もしその人が、何かを「所有している」ならば、それはただ「君よ」と呼びかけられる存在にすぎない。 何ものも所有せ... -
欲も慢心も捨てたとき、人は真に安らぐ
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第14偈) その人のうちには、欺きがなく、慢心がなく、貪欲がなく、「これはわたしのものだ」という観念もなく、欲望も抱かず、過ちを除いており、自らがすでに解き放たれ、安らぎに帰した者―― 彼こ... -
正しく生き、語り、識る者が高貴である
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第13偈) 悪しき行いを除き、心に曲がりがなく、穢れがなく、自己を確立し、ヴェーダの奥義に通じ、行いは清らかであり、必要なときにブラフマン(梵)の教えについて語る――このような者こそ、真にバ... -
悪を離れ、常に目覚めて歩む者が真の覚者
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第12偈) すべての悪を離れ、常に注意深く行動している者――束縛(サンヨージャナ)を断ち切ったその人たちは、**覚者(ブッダ)**であり、そのような人々こそが「バラモン」と説かれている。――『ダン... -
清らかさは、水でなく、誠実さによって得られる
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第11偈) 人は水によって清らかになるのではない。多くの人々がここで沐浴をしている。しかし、真実と理法とを守る人――その人こそ、清らかであり、真のバラモンである。――『ダンマパダ』第33章 第11... -
悪を離れた人こそが、名にふさわしい
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第10偈) 頭を剃っているからといって、修行者なのではない。「君よ」と呼ばれているからといって、バラモンなのではない。大きな悪でも、小さな悪でも――すべての悪を除いた人は、諸の悪を除いたがゆ... -
言葉や姿ではなく、真理を守る生き方が尊い
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第9偈) 頭を剃っているからといって、修行者なのではない。「君よ」と呼びかけるからといって、バラモンなのではない。真実(サッチャ)と理法(ダンマ)とを守る人こそ、〈修行者〉であり、〈バラ... -
悪を離れた人、それが真の高貴さである
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第8偈) 螺髪を結っているからといって、バラモンなのではない。氏姓によってでもなく、また生まれによってでもない、と伝えられている。大きかろうと小さかろうと、すべての悪を除いた人――その人は... -
生まれより、行いこそが尊さを決める
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第7偈) 螺髪を結っているからといって、バラモンではない。氏姓によってバラモンなのではない。生まれによってバラモンなのではない、と伝えられている。真実(サッチャ)と理法(ダンマ)とを守る... -
外を飾っても、心が濁っていては意味がない
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第6偈) 愚か者よ、螺髪を結んで何になるのだ。かもしかの皮をまとって何になるのだ。おまえは内に密林(=汚れ/穢濁)を抱え、外側だけを飾っているにすぎない。――『ダンマパダ』第33章 第6偈/6A...