MENU

逝く人を敬い、遠き祖を偲ぶ心が、徳を育てる

人が亡くなったときには、礼を尽くして見送り、丁重に葬る。
そして、故人や先祖を思い、感謝と敬意をもって供養を続けていくこと。そうした心が人々の間に根づけば、やがて社会全体に厚みある徳が育まれていく。
過去を忘れず、命のつながりを大切にする風潮は、世の中を穏やかで豊かなものにする。

「終(お)わりを慎(つつし)み、遠(とお)きを追(お)えば、民(たみ)の徳(とく)、厚(あつ)きに帰(き)す」

故きを敬う心が、人の道を深くし、社会の在り方を正してゆく。


※注:

  • 「終わり」…人の死、すなわち葬送のこと。
  • 「遠きを追う」…遠い先祖を思い、供養すること。
  • 「徳」…他人を思いやる心、人としての厚みや道徳的風格。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次