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賃金・給料を支払ったときの仕訳

賃金や給料を支払う際には、以下の点を考慮して仕訳を行います。

  1. 賃金(費用)や給与(費用)の計上: 支払額全体を「賃金」または「給与」勘定で記録。
  2. 控除項目の処理: 源泉所得税や社会保険料など、控除された金額は「預り金(負債)」として処理。
  3. 支払方法: 実際に支払われた金額を現金または預金で処理。
目次

例題

  • 当月の賃金支給額: 1,000円
  • 源泉所得税: 100円
  • 実際支払額: 1,000−100 = 900 円
借方: 賃金              1,000円(費用の計上)
貸方: 預り金             100円(源泉所得税の控除)
貸方: 現金               900円(実際支払額)
借方貸方
賃金1,000預り金100
現金900

ポイント

  1. 「賃金」または「給与」の全額を借方に計上: 支給総額を費用として記録します。
  2. 控除額を「預り金」に計上: 源泉所得税や社会保険料など控除分は、後日納付するまで負債として扱います。
  3. 現金支払い額の計上: 実際に支払われた金額を現金や預金として記録します。

これにより、賃金や給料の支払に伴うコストや負債の管理が適切に行えます。

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