以下は、現金出納帳の記入例とその説明です。
目次
現金出納帳の記入方法
日付 | 摘要 | 収入(円) | 支出(円) | 残高(円) |
---|---|---|---|---|
4月1日 | 前月繰越 | 50,000 | 50,000 | |
4月3日 | 売掛金回収 | 20,000 | 70,000 | |
4月5日 | 仕入代金支払い | 30,000 | 40,000 | |
4月10日 | 備品購入 | 15,000 | 25,000 | |
4月15日 | 売上代金受取 | 10,000 | 35,000 | |
4月30日 | 次月繰越 | 35,000 | ||
合計 | 80,000 | 80,000 |
記入方法の説明
- 日付欄:
- 取引が発生した日付を記入します。
- 摘要欄:
- 取引の内容を簡単に記入します。例: 売掛金回収、仕入代金支払い、備品購入など。
- 収入欄:
- 現金の増加額を記入します。例: 売掛金回収や売上代金受取など。
- 支出欄:
- 現金の減少額を記入します。例: 仕入代金支払いや備品購入など。
- 残高欄:
- 各取引後の現金残高を計算し、記入します。
- 計算式: 前回の残高 ±(収入 – 支出)
- 月末の処理:
- 月末になったら、摘要欄に「次月繰越」と記入し、支出欄に残高を記入(赤字または試験では黒鉛筆で記入)。
- 収入欄と支出欄の金額を合計し、二重線で締め切ります。
- 次月の処理:
- 翌月の1行目に「前月繰越」と記入し、繰越金額を収入欄と残高欄に記入します。
ポイント
- 現金出納帳は現金管理のために重要な補助簿です。
- 試験では、計算ミスや金額記入漏れがないよう、丁寧に記入することが求められます。
以下に、当座預金出納帳の記入例と記入方法を示します。
当座預金出納帳の記入例
日付 | 摘要 | 小切手番号 | 収入(円) | 支出(円) | 残高(円) | 借/貸 |
---|---|---|---|---|---|---|
4月1日 | 前月繰越 | 200,000 | 借 | |||
4月3日 | 売掛金回収 | 50,000 | 250,000 | 借 | ||
4月5日 | 仕入代金支払い | 101 | 70,000 | 180,000 | 借 | |
4月10日 | 備品購入 | 102 | 30,000 | 150,000 | 借 | |
4月15日 | 売上代金受取 | 100,000 | 250,000 | 借 | ||
4月30日 | 次月繰越 | 250,000 | 借 | |||
合計 | 150,000 | 100,000 |
記入方法の説明
- 日付欄:
- 取引が発生した日付を記入します。
- 摘要欄:
- 取引の内容を簡潔に記入します(例: 売掛金回収、仕入代金支払いなど)。
- 小切手番号欄:
- 当社が振り出した小切手の番号を記入します(該当する場合)。
- 収入欄:
- 当座預金の増加額を記入します(例: 売掛金回収、売上代金受取など)。
- 支出欄:
- 当座預金の減少額を記入します(例: 仕入代金支払い、備品購入など)。
- 残高欄:
- 各取引後の当座預金残高を計算し、記入します。
- 計算式: 前回の残高 ±(収入 – 支出)
- 借/貸欄:
- 借: 当座預金残高がプラスの場合。
- 貸: 当座預金残高がマイナス(当座借越が生じている)場合。
- 月末の処理:
- 月末になったら、摘要欄に「次月繰越」と記入し、残高を残高欄に記入します。
- 収入欄と支出欄の金額をそれぞれ合計し、二重線を引いて締め切ります。
- 次月の処理:
- 翌月の1行目に「前月繰越」と記入し、繰越金額を残高欄に記入します。
ポイント
- 小切手番号欄は小切手管理に重要です。取引が小切手による場合、必ず番号を記入します。
- 借/貸欄は当座預金の状態(プラスかマイナスか)を明示するための欄です。
必要に応じてさらに詳細を説明できますので、お知らせください!
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