- 重要なのはPDCAのC
- 応募者の数ではなく質を重視
採用活動のカイゼンで
具体的にカイゼンをどうやればよいのでしょうか?
そのために、知っておいていただきたい言葉があります。
それがPDCAサイクルというものです。
PDCAサイクルとはPlan(計画)―Do(実行)―Check(評価)―Act(改善)というものを回すことを言います。
成長しない会社の共通点は、この中のCheckがないのです。
カイゼンというのは、実行したことを振り返ることで生まれます。
PDAというサイクルでは生まれないのです。
では、採用活動のC(評価)とはどのようにすればよいのでしょうか?
今回の採用活動は応募者の「数」が前回より一・五倍になったから「成功」だと言えないことは、もうご認識いただいていると思います。
採用者の「数」や応募者の「数」を指標にしてはいけないのです。
重要なのは「質」です。
採用活動を振り返り評価した結果、応募者の「質」が前回より上がっている場合は、求人活動に関して「成功」だったと言えます。
しかし、もっと応募者の「質」を上げたいと思ったら、この求人活動の中でカイゼンすべきところを探す必要があります。
たとえば、応募者に実際に会った際にカイゼンの意識を持てば、応募者が会社のことを誤解している点や、質問内容からも求人方法でカイゼンすべきところがわかります。
また、選考に関しても入社後の社員を見て、メンタル的なところを見たいなど事前にどうしても知りたい項目が出てきたら、新しい適性試験を導入するなども一つの案です。
選考フローすら、変えてもいいのです。
カイゼンやPDCAは工場など製造の現場で使われる言葉ですが、人事を含めすべての業務において重要な考えなのでぜひ、全社員が意識するようにしましょう。
このカイゼンの意識と明確な企業理念が存在し、それらを理解し体現している社員がいれば、会社は自動的に成長します。
【■POINT■採用活動のカイゼンポイントは、応募者が持っている。】
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