この記事でわかること
- 重要なのはPDCAのC
- 応募者の数ではなく質を重視
目次
人が定着しない本当の理由は何か?
「社員がすぐに退職して困る……。長く働き続ける人や、辞めない人を採用したい。どうすれば定着率の高い人材を採用できますか?」こういった相談が私のもとによく寄せられます。
あなたの会社はどうですか?
そもそも社員の定着率が悪いのには、五つの理由があります。
社員の定着率が悪い五つの理由
- 募集時の情報と実際の就労環境に差がある。
- 人間関係が悪い。
- 労働環境が悪い。
- 評価、給与環境が悪い。
- 会社が社員を大事にしてくれていない、この会社にいても成長できないと、社員が感じている。
定着率が悪いのは、ほとんどの場合、この五項目のどれかが理由です。
しかし、採用活動だけで改善できるのは一番最初の「募集時の情報と実際のギャップ」をゼロにすることだけです。
すべての問題を採用だけで片付けようとするのがまず間違いです。
これは弊社が作っているような、入社後の仕事が容易に想像できる詳しい求人ページ(ホームページ)などがあればある程度解決します。
しかし、そのほかの項目は採用活動とは関係なく、社内の問題を解決するしかないのですが、人事担当者はつい、こう発想しがちです。
【間違った例】社員の定着率が悪い↓すぐに辞める社員を採用するのが悪い。
↓すぐに辞めない社員を採用すればいいんだ!つまり、こういう論理展開はありえないのです。
【■POINT■採用活動で改善できるのは、募集時の情報と実際のギャップだけ。】
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