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会社に合わない人材を見抜く

こちらは概念的なものですが、重要な考え方なので、あなたの会社でも意識してください。それは、いくら能力が高くても、人間がよくても、会社に合わない人もいるという点です。

会社とはビルやオフィスをさすわけでもなく、会社名をさすわけでもありません。企業理念を実現するための人の集合体が会社です。

ですから、会社も、社風も業績も歴史も「企業理念とそこで働く人」が作っていきます。人の集合体である以上、会社とは、「感情や価値観を持つ大きな人」だともいえます。

人にはそれぞれの人生があり、歴史があり、価値観があり、目的があります。ですから、すべての人と感情の部分で仲良くなれるということはありえません。

これはあなたもご理解いただけるのではないでしょうか?会社が大きな人だと理解し、世の中の人全員と感情部分でわかりあえるわけではないと認識することで、応募者がいくら優秀でも自社に合わない人材である可能性がある点もご理解いただけるのではないでしょうか?それを理解することさえできれば、優秀な人材の定義や求める人材の定義に必ずこれが入ってくるはずです。

そう「自社の価値観に合うかどうか?」です。

そして、「自社の価値観」とは企業理念(会社のあり方)と、そこで働く人たちの価値観です。

ここを無視した採用活動では、能力の高い人を採用できても、自社の価値観に合った行動をしてくれない限り、いつか退職することになります。

価値観に合うかどうかを、選考で見抜くためには、当然ながら採用する側に、「明確な価値観」がなければ判断のしようがありません。

ですから企業理念やそれに沿った行動とはどういうものなのかをわかりやすく書き出しておく必要があるのです。

それがあれば、選考では、応募者が企業理念に合致するかどうかだけを見るだけでよいのです。

【■POINT■自社の価値観に合わない人を採用してはいけない。】

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