それではここで、実際の「ダメな会社の採用ページ」の例をお見せしましょう。
- 【職種】営業
- 【仕事内容】弊社パッケージソフトの販売営業
- 【応募資格】要普通免許、学歴・経験不問
- 【雇用形態】正社員
- 【給与】月給十八万円以上※当社規定により決定
- 【休日、休暇】週休二日制(土・日)、祝日
- 【標準勤務時間】九時〜十八時
- 【勤務地】本社
よく見ませんか?こういった形を。そう、「ただのデータ」です。世の中にこういった形式の求人募集が多い理由は、求人紙がこのようなスタイルだからです。
だから、自社ホームページで「採用情報」として公開するときもそれをまねてしまいます。
たとえば、このような悪い例のページが二十社あったとして、応募者は何を基準にその二十社の中から就職先を選ぶと思いますか?考えてみてください。
ただ先を読むのではなく考えてくださいね。答えは「データ」です。このデータを基準に応募するかどうかを決めます。
当たり前ですよね。会社はデータを出しているわけですから、応募者はデータで判断する。ただそれだけです。
よほど労働条件がよいデータでなければ、応募者の食いつきは悪いですし、そもそもそれに食いつく応募者の質は、残念ながらあまりよくありません。
つまり、こういった人間味がまったくない求人募集では心をつかめません。
【■POINT■ただのデータが書かれた表を見せても意味がない。】
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