目標設定ミーティングではまず、リーダーがチャレンジ目標の必要性をメンバーと確認し合うことからスタートする。チャレンジとは「ギリギリの背伸び」を意味しており、仕事の質的向上や量的拡大、あるいは未知の領域への取り組みなどがそれに該当する。また、高いレベルの維持というチャレンジもある。たとえば生産現場なら、「労災事故ゼロの状態を将来にわたって維持し続ける」というのもチャレンジである。「わかりました」「チャレンジ目標は難しい目標で、達成には相当の困難が付きまとうということですね」「しかし、そんなシンドイ仕事は、できれば避けて通りたい。それが私のホンネです」「なぜ、そうまでして、チャレンジに拘るのか。私にはわかりません」そう、メンバーが聞いてくるかもしれない。そんなとき、リーダーはどう答えるか。「チャレンジ目標の必要性は以下の2つである」と答えたい。
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