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昇進・昇格・昇給の違いについて

今回は、昇進・昇格・昇給の違いについて解説していきます。

  1. 昇進(しょうしん)
  2. 昇格(しょうかく)
  3. 昇給(しょうきゅう)

昇進(しょうしん)

昇進は、従業員がその組織の中でより高い地位やレベルに移動することを指します。これは、通常、追加の責任が与えられ、より高い階層の職に就くことを含みます。

昇進は従業員の経験、成績、およびスキルに基づいて行われ、リーダーシップ能力や管理職としての資質が評価されることが多いです。

例えば、課長から部長に職につくことを昇進といいます。

号俸表で運用している場合は、等級が上がることを昇進といいます。1等級から2等級に昇進するということです。

昇格(しょうかく)

昇格は、従業員が同じ職務でより高いランクやグレードに移動することを指しますが、必ずしも役職が変わるわけではありません。

昇格は主に職務の遂行度合いや技術の向上、資格の取得などに基づいており、給与の増加や職務の範囲の拡大を伴うことがありますが、昇進ほどの責任の増加や役職の変更は伴わないことが多いです。

号俸表で運用している場合は、縦軸の号俸が上がることを昇格といいます。1等級10号俸から1等級11号俸に昇格するということです。

昇給(しょうきゅう)

昇給は、従業員の給与が増加することを指します。昇給はパフォーマンス、市場価値、会社の業績、インフレーション調整、生活費の増加など、多くの要因に基づいて行われます。昇給は職位や職務レベルに変更がなくても発生する場合があります。

等級制度をとっている企業においては、昇格すると企業が等級に応じて定めた給与テーブル(号俸賃金表)に従って昇給するのが一般的です。ですので、採用している賃金テーブルによって異なりますが、号俸の場合、昇給と昇格は同等の意味といえます。

これらの用語は互いに関連していることが多く、例えば昇進はしばしば昇給や昇格と一緒に行われますが、それぞれが指す内容は異なります。それぞれの状況やコンテキストに応じて、これらの用語は異なる方法で使用されることがあります。

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