2025年– date –
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快楽に溺れず、静けさに至れ
■ 引用原文(日本語訳) 放逸に耽るな。愛欲と歓楽に親しむな。おこたることなく思念をこらす者は、不動の楽しみを得る。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第12節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) 放逸(怠惰)にふけってはならない。 精神の緊張をゆるめて... -
精進と瞑想は、心の汚れを洗い流す
■ 引用原文(日本語訳) 叡智の無い愚かな人々は放逸の状態をつづけている。つとめはげむ人は、つねに瞑想し、汚れの消滅を達成する。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第11節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) 智慧を欠いた愚者は、いつまでも放逸に身を任せ... -
智慧ある者は、励みを宝のように守る
■ 引用原文(日本語訳) 智慧乏しき愚かな人々は放逸にふける。しかし心ある人は、つとめはげむのをまもる。隊商の統領が財宝を(大切に)まもるように。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第10節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) 知恵が乏しい愚かな者たちは... -
正しい見解は、千の生を越えて汝を守る
■ 引用原文(日本語訳) 世俗的であっても、すぐれた正しい見解をもっているならば、その人は千の生涯を経ても、地獄に堕ちることがない。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第9節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) たとえ世俗の生活に生きる者であっても、 ... -
流されるな、惑わされるな、汚すな
■ 引用原文(日本語訳) 下劣なしかたになじむな。怠けて人々とともにふわふわと暮すな。邪な見解をいだくな。世俗のわずらいをふやすな。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第8節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) 下劣な生き方に親しんではならない。 品性... -
沈黙の教えを生きよ。心の怠りは憂いを招く
■ 引用原文(日本語訳) 心のなかで怠ってはならぬ。絶えず沈黙の教えを実行せよ。休らいに帰し、つねに専念している修行完成者には、憂いは存在しない。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第7節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) 心の内で怠ってはならない。... -
清き努力は、静かに名を高める
■ 引用原文(日本語訳) ふるい立ち、思いつつましくこころは清く、気をつけて行動し、みずから制し、法にしたがって生き、つとめはげむ人は、名声が高まる。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第6節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) 奮い立ち、つねに慎みを... -
努力と克己の島を築け。激流に流されぬために
■ 引用原文(日本語訳) 聡明な人は、奮い立ち、努めはげみ、自制、克己によって、(よるべとしての)島をつくる。激流もそれをおし流すことができない。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第5節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) 聡明な人は奮い立ち、努力を... -
励みは人を憂いから解き放ち、智の高みに導く
■ 引用原文(日本語訳) 賢明なる人がつとめはげみによって放逸をたち切るときには、知慧の高閣に登り、憂いを去って、憂いある人びとを見下す。山の上にいる人が地上の人々を見下すように。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第4節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代... -
心を澄まし、努力を尽くす者は、究極の安らぎに至る
■ 引用原文(日本語訳) たえず(道に)思いをこらし、つねに健く奮励する、思慮ある人々はニルヴァーナに達する。これは無上の幸せである。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第3節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) たえず(道に)思いをこらし、 常に仏道...