2025年– date –
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精進する者は、すでに涅槃(ニルヴァーナ)の扉に立つ
■ 引用原文(日本語訳) 修行僧はいそしむことを楽しみ、放逸のうちにおそろしさを見、堕落するはずはなく、すでにニルヴァーナの近くにいる。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第32節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) 修行僧(比丘)は、努力し精進すること... -
努力の果てに得られる、真の安らぎ
■ 引用原文(日本語訳) 修行僧はつとめはげむのを楽しみ、放逸のうちに恐ろしさを見、やすらぎの境地を体得する。それはつくり出すはたらきの静まった安らかさである。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第31節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) 修行僧(比丘... -
はげみによって、束縛を断ち切る者
■ 引用原文(日本語訳) 修行僧は、つとめはげむのを楽しみ、放逸のうちに恐ろしさを見、一切の束縛の絆の消滅し尽くすことを次第に体得する。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第30節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) 修行僧(比丘)は、努力することに喜び... -
燃える火のごとく、執着を焼き尽くして歩む者
■ 引用原文(日本語訳) 修行僧は、つとめはげむことを楽しみ、放逸のうちに恐ろしさを見、微細なものでも粗大なものでも、すべて心の纏(まとい)を、焼きつくしながら歩む。燃える火のように。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第29節 ■ 逐語訳(一文ず... -
怠りを恐れ、はげむ者は、悪をも祓う風となる
■ 引用原文(日本語訳) 修行僧は、つとめはげむのを楽しみ、放逸のうちに恐ろしさを見、悪いことがらを吹き払う。風が木の葉を吹き落すように。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第28節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) 修行僧(比丘)は、努力することに喜... -
はげみを楽しむ者、己を救う
■ 引用原文(日本語訳) 修行僧は、つとめはげむのを楽しみ、放逸のうちに恐ろしさを見る。自己を難処から救い出す。泥沼に落ちこんだ象のように。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第27節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) 修行僧(比丘)は、努力することを... -
現世と来世、二つを見きわめる智者の道
■ 引用原文(日本語訳) 一つは現世に関することがらであり、他の一つは来世に関することがらである。思慮ある人は、事がらを見きわめてさとるから、〈賢明な人〉と呼ばれるのである。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第26節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳... -
賢者が讃える者は、なすべきを知り行う者
■ 引用原文(日本語訳) なすべきことに努めはげむことを賢者はつねにほめたたえる。つとめはげむ賢い人は、(次に挙げる)二つのことがらを極めてよく把捉している。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第25節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) なすべきことに... -
はげむ者こそ、天上にも称えられる
■ 引用原文(日本語訳) つとめはげむことを人々はほめたたえる。放逸なることはつねに非難される。マガヴァト*は、つとめはげんだので、神々のなかでの最高の者となった。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第24節*マガヴァト(Maghavā):天帝インドラ... -
語る少なくとも、清らかに生きる者こそ真の行者
■ 引用原文(日本語訳) たといためになることを少ししか語らないにしても、理法にしたがって実践し、情欲と怒りと迷妄とを捨てたならば、その人は、修行者の部類に入る。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第23節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) たとえ人々...