2025年– date –
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見ること、会うこと、そのどちらにも執着の影がある
📖 引用原文 愛するものと会うな。愛していないものとも会うな。愛するものを見ないのは苦しい。愛しないものを見るのも苦しい。——『ダンマパダ(法句経)』第5章 第五句 🧩 逐語訳 愛するものと会うな。 愛着を持った対象と出会... -
愛執なき者は、憂いなき者
📖 引用原文 それ故に、愛するものがいかなるかたちでも決して存在しない人々は、憂いを離れていて、楽しい。それ故に、憂いの無い境地を求めるならば、命あるものどもの世に、愛するものをつくるな。——『ダンマパダ(法句経)』第5章 第四句 ... -
愛執こそ、あらゆる苦の根源である
📖 引用原文 世間の憂いと悲しみ、また苦しみはいろいろである。愛するものに由って、ここにこの一切が存在しているのである。愛するものが存在しないならば、このようなことは決して有り得ないであろう。——『ダンマパダ(法句経)』第5章 第... -
変わるものに心を預けるな
📖 引用原文 愛するものから憂いが生じ、愛するものから恐れが生ずる。愛するものは変滅してしまうから、ついには狂乱に帰す。——『ダンマパダ(法句経)』第5章 第二句 🧩 逐語訳 愛するものから憂いが生じ、 人は大切に思うもの... -
執着が心を縛る、離れることで心は自由になる
📖 引用原文 愛するものから憂いが生じ、愛するものから恐れが生ずる。愛するものを離れたならば憂いは存在しない。どうして恐れることがあろうか?——『ダンマパダ(法句経)』第5章「愛するもの一」 🧩 逐語訳 愛するものから憂... -
象のごとく、怠惰の沼を出て、道を歩め
■ 引用原文(日本語訳) さあ、奮い立て。外へ出て行け。仏の御教えにつとめよ。死王の軍勢を追い払え。象が葦の生えている住居を出て行くように。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第37節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) さあ、奮い立ちなさい。 怠け心を... -
心を統べ、戒を守り、励みを楽しめ
■ 引用原文(日本語訳) 修行僧らは、つとめはげむのを楽しめ。よく戒めをたもて。その思いをよく定め統一して、自分の心をまもれかし。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第36節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) 修行僧らは、つとめ励むのを楽しみなさい。 ... -
怠るな、ことわりに従い歩めば、今も未来も安らぎに至る
■ 引用原文(日本語訳) 奮起せよ。怠けてはならぬ。善き行ないのことわりを実行せよ。ことわりに従って行なう人は、この世でも、あの世でも、安楽に臥す。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第35節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) 奮起せよ。怠けてはならぬ... -
眠りと怠りの鎖を断ち、心の静けさを護れ
■ 引用原文(日本語訳) 睡眠、怠、怠惰――これらは修行の妨げである。そのよすがを知り究めよ。心の落ち着きが妨げられることの無いように。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第34節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) 睡眠、怠(たゆ)、怠惰――これらは修行の... -
立ち上がれ、つとめよ、そして学べ
■ 引用原文(日本語訳) 起てよ。つとめよ。平安を得るために、ひたすらに学べ。心が落ち着かないこと、放逸、奮起しないこと、わが身を制しないこと。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第33節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) 起てよ。つとめよ。 今すぐ立...