2025年– date –
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戒・念・智――三つの鍛錬が苦を尽くす
📖 原文引用(日本語訳) 修行僧は堅く戒めをたもち、心の念いと明らかな知慧とを修養すべきである。つねに熱心に、つつしみ深くつとめはげむならば、苦しみを消滅し尽すに至るであろう。――『ダンマパダ』第六章「戒しめ」第八節 📝 逐語訳 ... -
たゆまぬ精進は、涅槃への道しるべ
📖 原文引用(日本語訳) このように、昼夜に熱心につとめはげみ、むことなく暮しているならば、その人は堕落するはずはなく、すでにニルヴァーナの近くにいる。――『ダンマパダ』第六章「戒しめ」第七節 📝 逐語訳 日も夜も変わらず、真剣に... -
慎みと節度、そして目覚めた心が修行を完成させる
📖 原文引用(日本語訳) 修行僧は堅く戒しめをたもって、諸の感官をよくつつしみ、食事についてもほどよい量を知り、めざめているときには心を統一し、気をつけている。――『ダンマパダ』第六章「戒しめ」第六節 📝 逐語訳 修行者は、戒律(... -
智と戒と施により、此岸も彼岸も安らかに
📖 原文引用(日本語訳) 明らかな知慧があり、戒しめをたもつ人は福徳をつくり、ものをわかちあって、この世でもかの世でも、安楽を達成する。――『ダンマパダ』第六章「戒しめ」第五節 📝 逐語訳 明晰な智慧を持ち、戒律を守って生きる人は... -
老いてなお光る徳、奪われぬ宝は心に宿る
📖 原文引用(日本語訳) 老いに至るまで戒しめをたもつのは、善いことである。信仰を確立することは、善いことである。明らかな知慧は、実に人々の宝である。福徳は盗賊も奪い去るのが難しい。――『ダンマパダ』第六章「戒しめ」第四節 📝 ... -
正しく生きる者に訪れる、心と身体の安寧
📖 原文引用(日本語訳) 戒しめを受けたもつことは楽しい。身体が悩まされることがない。夜は安らかに眠る。目が覚めたならば心に喜ぶ。――『ダンマパダ』第六章「戒しめ」第三節 📝 逐語訳 戒律を保ち、正しく生きることは、心にとって楽し... -
正しき見通しが、行動の軌道を定める
📖 原文引用(日本語訳) この三つのことがらをはっきりと見て、賢者は戒しめをまもれ。尊い人は正しい見解を具現して、世の中で幸せを得る。――『ダンマパダ』第六章「戒しめ」第二節 📝 逐語訳 この三つの価値(称賛・財・天上の福)を明確... -
誉れと富と福楽は、戒めを守る者に訪れる
📖 原文引用(日本語訳) 聡明な人は、三つの宝をもとめるならば、戒しめをまもれ。その三つとは、世の人々の称讃(=名誉)と、財の獲得と、死後に天上に楽しむことである。――『ダンマパダ』第六章「戒しめ」第一節 📝 逐語訳 **聡明な人(... -
正しく諭す者は、善き者の敬愛を得る
📖 引用原文 (他人を)訓戒せよ、教えさとせ。宜しくないことから(他人を)遠ざけよ。そうすれば、その人は善人から愛せられ、悪人からは疎まれる。——『ダンマパダ(法句経)』第5章 第二十六句 🧩 逐語訳 訓戒せよ、教えさとせ... -
人に愛される者は、天にも迎えられる
📖 引用原文 他人に愛される人は、また自分のためにもよいことをするのである。この世では人々にほめたたえられ、死後には天上に生れる。——『ダンマパダ(法句経)』第5章 第二十五句 🧩 逐語訳 他人に愛される人は、また自分のた...