2025年– date –
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聖者を毀る言葉は、無数の地獄を呼ぶ
■ 引用原文(『ダンマパダ』第八章「ことば」第五偈) 悪口をいい、また悪意をいだいて聖者を毀る者は、十万のニラルブダ地獄と三十六と五千のアルブダ地獄とにおもむく。 ■ 逐語訳 悪口をいい:人を誹謗し、侮辱するような言葉を語ること。 悪意をいだい... -
聖者を侮るな、言葉に宿る敬意を忘れるな
■ 引用原文(『ダンマパダ』第八章「ことば」第四偈) この世で博に負けて財を失う人でも、その不運はかなものである。しかしこの世で完全に達した人々(聖者たち)に対して悪意をいだく人の罪(不運)は、まことに重いのである。 ■ 逐語訳 博に負けて財を... -
正しく語らぬ者に、福は訪れぬ
■ 引用原文(『ダンマパダ』第八章「ことば」第三偈) 毀るべき人々を誉め、また誉むべき人々を毀る者、かれは口によって悪運をかさね、その悪運のゆえに幸せを受けることができない。 ■ 逐語訳 毀るべき人々を誉め:非道な行為をなしたり、徳に欠ける人を... -
口から出る刃に気づけ
■ 引用原文(『ダンマパダ』第八章「ことば」第二偈) 人が生れたときには、実に口の中に斧が生じている。ひとは悪口を語って、その斧によって自分自身を斬るのである。 ■ 逐語訳 人が生れたときには:すべての人間はこの世に生を受けたときから。 実に口... -
言葉と行いを一致させよ ―
■ 引用原文(『ダンマパダ』第八章「ことば」第一偈) いつわりを語る人は地獄に堕ちる。またこの世で自分が言ったのとは異なった行ないをなす人も地獄に堕ちる。この両者は死後にひとしくなると説かれている。来世ではともに下劣な業をもった人々なのであ... -
善き道は、清めて歩むことで身につく
📜引用文(第七章 第十二) 一二*(悪いことを言わぬように)ことばを護り、心でよく慎しみ、身体で悪いことをするな。この善き行為の道を浄めて、聖者の説きたまうた道を体得せよ。 ※以上、第七章「善い行ない」 🔍逐語訳 ことばを護り:... -
慎みはすべての苦からの道標
📜引用文(第七章 第十一) 一一*身について慎しむのは善い。ことばについて慎しむのは善い。心について慎しむのは善い。あらゆることについて慎しむのは善いことである。あらゆることがらについて慎しむ修行僧は、すべての苦しみから脱れる。 ... -
慎み深き者は、安らぎの岸に至る
📜引用文(第七章 第十) 一〇*落ち着いて思慮ある人々は、身をつつしみ、ことばをつつしみ、心をつつしむ。かれらはあらゆることに慎しんでいる。かれらは不死の境地におもむく。そこに達したならば、悩むことがない。 🔍逐語訳 落ち着い... -
心を慎む者、苦悩なき境地へ至る
📜引用文(第七章 第九) 九聖者は実にひとを傷つけることなく、心についてつねに慎しんでいる。かれらは不死の境地におもむき、そこに至れば悩むことがない。 🔍逐語訳 ひとを傷つけることなく:行為・言葉だけでなく、心の中でさえも他者... -
語る前に思い、沈黙に徳を見よ
📜引用文(第七章 第八) 八聖者は実に生きものを傷けることなく、つねにことばについてよく慎しんでいる。かれらは不死の境地におもむき、そこに至れば悩むことがない。 🔍逐語訳 生きものを傷けることなく:暴力や威圧だけでなく、言葉や...