2025年– date –
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信じる心が、人を高みへと導く
📖 引用原文(日本語訳) 第一〇章 信仰 一信ずる心あり、恥を知り、戒しめをたもち、また財をわかち与える——これらの徳行は、尊い人々のほめたたえることがらである。「この道は崇高なものである」とかれらは説く。これによって、この人は天... -
己の業に蝕まれる、鉄のような愚かさ
📖 引用原文(日本語訳) 「鉄から起ったものが、それから起ったのに、鉄自身を食いつくすように、悪をなしたならば、自分の業が、静かに気をつけて行動しない人を悪いところ(地獄)にみちびく。」―『第九章 行ない』より 🔍 逐語訳(意訳... -
刃は見えずとも、傷は深く刻まれる
📖 引用原文(日本語訳) 「悪い事をしても、その業(カルマ)は、刀剣のように直ぐに斬ることは無い。しかし、来世におもむいてから、悪い行ないをした人々の行きつく先を知るのである。のちに、その報いを受けるときに、劇しい苦しみが起る。」 &... -
見えない火が、心を焦がす
📖 引用原文(日本語訳) 「悪い事をしても、その業(カルマ)は、しぼり立ての牛乳のように、すぐに固まることはない。(徐々に固まって熟するのである。)その業は、灰に覆われた火のように、(徐々に)燃えて悩ましながら、愚者につきまとう。」... -
笑って犯した悪は、やがて涙で償うことになる
📖 引用原文(日本語訳) 「自分の幸せだけをもとめる人々は、笑いながら悪いことをする。しかし、かれらはのちに苦しんで、泣きながらその報いを受ける。」 🔍 逐語訳(意訳) 「自分の幸福や利益だけを優先する人は、人を傷つけたり、欺い... -
後悔のない喜びが、善行のしるし
📖 引用原文(日本語訳) 「もしも或る行為をしたのちに、それを後悔しないで、嬉しく喜んで、その報いを受けるならば、その行為をしたことは善いのである。」 🔍 逐語訳(意訳) 「もしあなたが、ある行いをしたあとに、それについて後悔せ... -
後悔が残るなら、それは善き行為ではなかった
📖 引用原文(日本語訳) 「もしも或る行為をしたのちに、それを後悔して、顔に涙を流して泣きながら、その報いを受けるならば、その行為をしたことは善くない。」 🔍 逐語訳(意訳) 「ある行為を行ったあとに、それを思い返して深く後悔し... -
愚かさは、自らに敵のようにふるまう
📖 引用原文(日本語訳) 「聡明でない愚人どもは、自分に対して仇敵に対するようにふるまう。悪い行ないをして、苦い果実をむすぶ。」 🔍 逐語訳(意訳) 「知恵なき者たちは、自分自身に対して、まるで敵に向かうような仕打ちをしてしまう... -
気づかぬ悪は、心を焼く火となる
📖 引用原文(日本語訳) 「もしも愚かな者が、悪い行ないをしておきながら、気がつかないならば、浅はかな愚者は自分自身のした行ないによって悩まされる。火に焼きこがされてやけどした人が苦しむように。」 🔍 逐語訳(意訳) 「愚かな者... -
遅れてくる報いは、もっと深く痛む
📖 引用原文(日本語訳) 「愚かな者は(悪い事を)しながら『この報いはわれには来ないであろう』と考える。しかし、のちに報いを受けるときに、苦痛が起る。」 🔍 逐語訳(意訳) 「愚かな者は、悪しきことをしながらも、『自分に限って、...