2025年– date –
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怨みに乗らぬ者こそ、真の賢者なり
📜 引用原文 第一四章 憎しみ 一二「怨みは怨みによっては決して静まらないであろう。怨みの状態は、怨みの無いことによって静まるであろう。怨みにつれて次々と現われることは、ためにならぬということが認められる。それ故に、ことわりを... -
怨みに怨みで報いては、終わりなき連鎖が続く
📜 引用原文 第一四章 憎しみ 一一「実にこの世においては、およそ怨みに報いるに怨みを以てせば、ついに怨みの息むことがない。堪え忍ぶことによって、怨みは息む。これは永遠の真理である。」— 『ダンマパダ』 🔍 逐語訳 まこ... -
手放した瞬間、心は自由になる
📜 引用原文 第一四章 憎しみ 一〇「『かれは、われを罵った。かれは、われにこんなことを言った。かれは、われにうち勝った。人をしてわれに打ち勝たしめた。』という思いをいだかない人々には、ついに怨みが息む。」— 『ダンマパダ』 ... -
恨みは思いに宿り、思いによって増殖する
📜 引用原文 第一四章 憎しみ 九「かれは、われを罵った。かれは、われにこんなことを言った。かれは、われにうち勝った。人をしてわれに打ち勝たしめた。」という思いをいだく人々には、怨みはついに息むことがない。— 『ダンマパダ』 ... -
理を知る者が、争いを止める者となれ
📜 引用原文 第一四章 憎しみ 八「他の人々はことわりを識っていない。われわれはここに努力しよう。ここでことわりを識った人々には、争いが止む。」— 『ダンマパダ』 🔍 逐語訳 他の人々は、道理(ことわり/真理)を知らない... -
語るより沈黙、賢さは誇るものでなく、滲み出るもの
📜 引用原文 第一四章 憎しみ 七「自分の範囲について語り、賢者であることをてらうことばは、偏見にとらわれている。かれらは口を広く開くが、賢明な人々はそのことばによって迷わされることはない。」— 『ダンマパダ』 🔍 逐... -
悪人でさえ和するのに、なぜ賢者が争うのか
📜 引用原文 第一四章 憎しみ 六「骨を断ち命を奪い、牛・馬・財宝を略奪し、国土をも掠め取る者どもにさえも協和がある。それなのに、この理法を理解している汝らにどうして協和が無いのだろうか。」— 『ダンマパダ』 🔍 逐語... -
思い上がりが和を乱す
📜 引用原文 第一四章 憎しみ 五「この僧団が分裂しようとしていたときに、もしも汝らがそれぞれ『その人が最もすぐれている』と考えるのであるならば、(分裂をもたらす)それぞれ別々の声が挙がったのである。汝らが『その人が最もすぐれ... -
怨みに費やすには、人生はあまりに短い
📜 引用原文 第一四章 憎しみ 四「この正しい教えを聞くのでなければ、真理を識ることのできない人々は、誰か他人に対して怨みを結ぶ。人生はこのように短いのに。」— 『ダンマパダ』 🔍 逐語訳 正しい教えを耳にせず、真理を理... -
撒いた種は自分に返る
📜 引用原文 第一四章 憎しみ 三「殺す人は殺され、怨む人は怨みを買う。また罵りわめく人は他の人から罵られ、怒りたける人は他の人から怒りを受ける。」— 『ダンマパダ』 🔍 逐語訳 他者を殺す者は、自らもまた殺される。他者...