2025年– date –
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すべてを越えて、安らぎに至る
📜 引用原文(二六) ガウタマのこの弟子たちは、よく覚醒していて、その心は安らぎ(*)を楽しんでいる。以上、第一五章『念いをおちつけて』。 🔍 逐語訳・用語解説 安らぎ(サンティ、涅槃):あらゆる煩悩・苦悩・執着を離れた静寂の境... -
瞑想は、心が還るよろこびの場
📜 引用原文(二五*) ガウタマのこの弟子たちは、よく覚醒していて、その心は瞑想(めいそう)を楽しんでいる。 🔍 逐語訳・用語解説 瞑想(メディテーション/バーヴァナー):ここでは、心を静め、真理を見つめ、気づきを深める精神的実... -
何も持たぬ心に、すべてが宿る
📜 引用原文(二四) ガウタマのこの弟子たちは、よく覚醒していて、その心は無所有(むしょう)を楽しんでいる。 🔍 逐語訳・用語解説 無所有(むしょう):何ものをも「自分のもの」と執着せず、所有欲・期待・願望・支配心を超えた自由な... -
かたちにとらわれぬ心は、自由の極み
📜 引用原文(二三) ガウタマのこの弟子たちは、よく覚醒していて、その心は無相(むそう)を楽しんでいる。 🔍 逐語訳・用語解説 無相(むそう):すべての「かたち」や「性質」に本質的実体がないと見抜く智慧。見えるもの・聞こえるもの... -
空を知る者、すべてから自由である
📜 引用原文(二二) ガウタマのこの弟子たちは、よく覚醒していて、その心は空(くう)を楽しんでいる。 🔍 逐語訳・用語解説 空(くう):仏教の根本的概念。万物に固定不変な実体がなく、あらゆるものは相互依存の関係性において成り立っ... -
離れてなお、豊かな心
📜 引用原文(二一) ガウタマのこの弟子たちは、よく覚醒していて、その心は遠ざかり離れる孤独を楽しんでいる。 🔍 逐語訳・用語解説 よく覚醒していて:感覚や思考に流されず、「今ここ」に澄み切った意識で在る状態。仏教における智慧と... -
静けさを楽しむ心に、真の力が宿る
📜 引用原文(二〇) ガウタマのこの弟子たちは、よく覚醒していて、その心は瞑想(禅定)を楽しんでいる。 🔍 逐語訳・用語解説 ガウタマの弟子たち:釈尊(ゴータマ・ブッダ)の教えを実践し、精神的な成熟を目指す人々。 よく覚醒してい... -
離れることで、真の自由が生まれる
📜 引用原文(一九) ガウタマのこの弟子たちは、よく覚醒していて、その心は昼も夜も(俗世からの)出離を楽しんでいる。 🔍 逐語訳・用語解説 ガウタマの弟子たち:釈迦(ガウタマ)の教えを学び、実践する覚者たち。 よく覚醒していて:... -
怒らず、害さず、やさしさを喜ぶ心
📜 引用原文(一八) ガウタマのこの弟子たちは、よく覚醒していて、その心は怒り害しないことを楽しんでいる。 🔍 逐語訳・用語解説 よく覚醒していて:気づき(サティ)が保たれ、怒りや欲望に流されない状態。仏教実践者の基本的姿勢。 ... -
害さず、恐れず、喜びに生きる
📜 引用原文(一七*) ガウタマのこの弟子たちは、よく覚醒していて、昼も夜もその心は不傷害を楽しんでいる。 🔍 逐語訳・用語解説 ガウタマの弟子たち:釈尊の教えを学び、実践する修行者たち。ここでは「内面的に目覚めている者」を意味...