2025年– date –
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己を馴らす者のみが、静けき岸に至る
📖 引用原文(日本語訳・A〜C要素統合) 八何となれば、その人はその乗物によってはその境地(=ニルヴァーナ)に達することはできない。おのれ自らをよくととのえてこそ、速やかに静けき境地におもむくのである。…また、迷いの生存のうちにありな... -
最も優れた調教は、己を馴らすことにある
📖 引用原文(日本語訳) 七この世で騾馬を馴らしたら良い。インダス河のほとりの血統よき馬を馴らすのも良い。クンジャラという名の大きな象を馴らすのも良い。しかし自己をととのえた人は、それらよりもすぐれている。——『ダンマパダ』第十九章 ... -
己を制する者は、王に仕える馬のごとく世を導く
📖 引用原文(日本語訳) 六馴らされた馬は、戦場にも連れて行かれ、王の乗りものともなる。自らをおさめた者は、人々の中にあっても最上の者である。かれは世のそしりを忍ぶ。——『ダンマパダ』第十九章 第六偈 📘 逐語訳(文ごと) よく調... -
心に恥じ、知恵を持つ者は、悪を超える
📖 引用原文(日本語訳) 五恥を知り、明らかな知慧あり、よく心を統一安定しているこの人は、一切の悪を捨て去る。良い馬が鞭を受けたときのように。——『ダンマパダ』第十九章 第五偈 📘 逐語訳(文ごと) 恥を知る人、明確な知慧を持つ人... -
眠る世界の中で、ただ一人、目醒めて進め
📖 引用原文(日本語訳) 四怠りなまけている人々のなかで、ひとりつとめはげみ、眠っている人々のなかで、はっきりと目醒めている思慮ある人は、足のろの馬が良馬に比べられるように、他のものどもを措いて、すぐれた叡智ある人に向っておもむく。... -
己を馴らす者は、神々さえも敬う
📖 引用原文(日本語訳) 三御者が馬をよく馴らしたように、おのが感官を静め、欠点を捨て、汚れのなくなった人――その人を神々でさえもつねに羨む。――『ダンマパダ』第十九章 第三偈 📘 逐語訳(文ごと) 御者が馬をよく馴らしたように、自... -
知慧と行ないの両輪で、すべての苦しみを超えてゆけ
📖 引用原文(日本語訳) 二良い馬が鞭をあてられると、勢いよく熱気をこめて走るように、勢いよく努め励め。信仰あり、また徳行をそなえ、精神を統一安定して、真理を確かに知って、知慧と行ないを完成し、思念をこらして、このような境地に達した... -
良馬のごとく、気づきの一鞭で走れ
📖 引用原文(日本語訳) 第一九章 馬一良い馬が鞭をあてられると、勢いよく熱気をこめて走るように、勢いよく努め励め。信仰あり、また徳行をそなえ、精神を安定統一して、真理を確かに知って、感官を制御し、忍耐の力をそなえた人は、迷いの生存... -
愛に執すことなかれ、すべてを手放すとき自由が来る
■ 引用(出典) 二一F*池に生える華の茎や花をば、水にもぐって折り取るように、愛執をすっかり断ち切った修行僧は、こちらの岸を捨て去る。蛇が旧い皮を脱皮して捨て去るようなものである。(『ダンマパダ』第18章 第21偈F) ■ 逐語訳 池に咲く美しい華... -
むさぼりの手をほどき、無執着の岸へ至れ
■ 引用(出典) 二一E*池に生える華の茎や花をば、水にもぐって折り取るように、貪ぼりをすっかり断ち切った修行僧は、こちらの岸を捨て去る。蛇が旧い皮を脱皮して捨て去るようなものである。(『ダンマパダ』第18章 第21偈E) ■ 逐語訳 池に咲いた花の...