2025年– date –
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怒りに身を任せれば、善も悪となる
📜 引用原文(日本語訳) 第二〇章 怒り四「怒りたけった人は、善いことでも悪いことだと言い立てる*が、のちに怒りがおさまったときには、火に触れたように苦しむ。」*=原文は「善いことをも、悪いことと叫ぶ」 🔍 逐語訳(逐語・一文... -
怒りを滅して、真のやすらぎを得よ
📜 引用原文(日本語訳) 第二〇章 怒り三「怒りを滅ぼして安らかに臥す。怒りを滅ぼして悩まない。毒の根であり、甘味を害なうものである怒りを滅ぼすことを、聖者らは称讃する。修行僧らよ。それを滅ぼしたならば、悩むことがない。」 🔍... -
怒りも欲も、智慧の光に照らして手放せ
📜 引用原文(日本語訳) 二〇章 怒り二「怒りが起ったならば、それを捨て去れ。情欲が起ったならば、それを防げ。思慮ある人は無明を捨て去れ。真理を体得することから幸せが起る。」 🔍 逐語訳(逐語・一文ずつ訳) 「怒りが起ったならば... -
怒りを捨ててこそ、真に自由な人間となる
📜 引用原文(日本語訳) 第二〇章 怒り一「怒りを捨てよ。慢心を除き去れ。いかなる束縛をも超越せよ。名称と形態とに執著せず、無一物となった者は、苦悩に追われることがない。」 🔍 逐語訳(逐語・一文ずつ訳) 「怒りを捨てよ」 怒り... -
己こそ、己を導く唯一の御者である
📖 引用原文(日本語訳) 一四実に自己は自分の主である。自己は自分の帰趣(きしゅ)である。故に自分を制御せよ。御者が良い馬を調練するように。——『ダンマパダ』第十九章 第十四偈※この偈にて「馬の章」完結 📘 逐語訳(文ごと) 実に、... -
己を御せ、苦しみの岸を越えよ
📖 引用原文(日本語訳) 一三おのれ自らをととのえよ。御者が良い馬をととのえるように。おのれ自らをよくととのえて、念いをおちつけて、苦しみの彼岸に達する。——『ダンマパダ』第十九章 第十三偈 📘 逐語訳(文ごと) おのれ自らを調え... -
己を調えし者、静けき境地の門前に立つ
📖 引用原文(日本語訳) 一二何となれば、その人は、その乗物によってはその境地(=ニルヴァーナ)に達することができない。おのれ自らをよくととのえたならば、かれは安らぎ(ニルヴァーナ)の近くにある。——『ダンマパダ』第十九章 第十二偈 ... -
己を調えし者は、苦しみも繁栄も超えてゆく
📖 引用原文(日本語訳:A・B・Cを含む統合訳) 一一何となれば、その人はその乗物によってはその境地(=ニルヴァーナ)に達することはできない。おのれ自らをよくととのえて、一切の苦しみから脱れる。…また、その境地に向かうためには、一切の繁... -
己を調えし者、すべての絆を断ちて自由に至る
📖 引用原文(日本語訳) 一〇何となれば、その人はその乗物によってはその境地(=ニルヴァーナ)に達することはできない。おのれ自らをよくととのえて、一切の束縛の絆を断ち切る。——『ダンマパダ』第十九章 第十偈 ※「十A」は「七に同じ」とされ... -
己を整えし者は、苦しみを超える
📖 引用原文(日本語訳) 九何となれば、その人はその乗物によってはその境地(=ニルヴァーナ)に達することができない。おのれ自らをよくととのえて、一切の苦難を捨て去る。——『ダンマパダ』第十九章 第九偈 ※「九A」は「七に同じ」とされていま...