2025年– date –
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一を深く知る者は、百を超える
■引用原文(日本語訳) 二〇愚者は、千の句をとなえても一の句さえも理解しない。聡明な人は、一つの句をとなえても、百の句の意義を理解する*。――『ダンマパダ』 ■逐語訳(意訳を含む) 愚かな者は、たとえ千の句を暗唱できても、 そのどれ一つとして真... -
一語が魂を変え、千語でも届かぬことがある
■引用原文(日本語訳) 一九賢者の説いた、意義ある一つの句でも、目的を達成するものであるが、しかし愚者にとっては、仏の説かれたすべてのことでも、目的を達成するには至らないであろう。――『ダンマパダ』 ■逐語訳(意訳を含む) 意義ある、深い真理を... -
心の澄みに、真理は一瞬で映る
■引用原文(日本語訳) 一八聡明な人は、瞬時のあいだ賢者たちにつかえても、正しくさとりを開いた人(=仏)の説かれた真理をはっきりと知る。――『ダンマパダ』 ■逐語訳(意訳を含む) 聡明な者は、 ほんの一瞬でも、賢者や正しく悟りを開いた仏陀に仕え... -
そばにいても、悟りは届かないことがある
■引用原文(日本語訳) 一七愚かな者は、生涯賢者たちにつかえても、正しくさとりを開いた人(=仏)の説かれた真理をはっきりと知ることがない。――『ダンマパダ』 ■逐語訳(意訳を含む) 愚かな者は、 一生涯、賢者――ましてや悟りを開いた仏陀――に仕えた... -
悟りは時間でなく、心の澄みで決まる
■引用原文(日本語訳) 一六聡明な人は、瞬時のあいだ賢者たちに仕えても、真理をはっきりと知る。かれには明らかな知慧が存するからである。――『ダンマパダ』 ■逐語訳(意訳を含む) 聡明な者(内面的な理解力と受容性を備えた者)は、 たとえわずかな時... -
真理は、そばにあるのではなく、心の中に映る
■引用原文(日本語訳) 一五愚かな者は、生涯賢者たちに仕えても、真理をはっきりと知ることがない。かれには明らかな知慧が無いからである。――『ダンマパダ』 ■逐語訳(意訳を含む) 愚かなる者(理解力・洞察力を欠いた者)は、 たとえ一生、賢者のそば... -
開かれた心に、真理はすぐに沁みわたる
■引用原文(日本語訳) 一四*聡明な人は、瞬時のあいだ賢者たちに仕えても、ただちに真理をはっきりと知る。舌が汁の味をはっきりと知るように。――『ダンマパダ』 ■逐語訳(意訳を含む) 聡明な人(鋭い理解力を持つ者)は、 たとえごく短い時間、賢者と... -
触れていても、味わわなければ意味はない
■引用原文(日本語訳) 一三*愚かな者は、生涯賢者たちに仕えても、真理をはっきりと知ることが無い。匙が汁の味を知ることができないように。――『ダンマパダ』 ■逐語訳(意訳を含む) 愚かな者(理解力や自省を欠く者)は、 たとえ一生、賢者のそばにい... -
己は果物籠。何を入れるかで、香も味も変わる
■引用原文(日本語訳) 一二*それ故に、賢者は、自分は、果物籠が(中にいれる果物に)影響されるようなものである*ということわりを見て、悪人と交るな。善人と交れ。――『ダンマパダ』 ■逐語訳(意訳を含む) 賢者はこう理解するべきである: 「自分は... -
友を見れば、己の未来が見える
■引用原文(日本語訳) 一一*どのような友をつくろうとも、どのような人につき合おうとも、やがて人はその友のような人になる。人とともにつき合うというのは、そのようなことなのである。――『ダンマパダ』 ■逐語訳(意訳を含む) どのような人を友とする...