2025年– date –
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真理に根ざすものは、もはや迷わない
📖引用原文(日本語訳) これは安らかなよりどころである。これは最上のよりどころである。このよりどころにたよって、あらゆる苦悩から免れる。――『ダンマパダ』 第二七章「観察」第三十五節 🧩逐語訳と構成的解釈 これは安らかなよりどこ... -
苦を見抜くことが、自由への第一歩である
📖引用原文(日本語訳) すなわち(1)苦しみと、(2)苦しみの成り立ちと、(3)苦しみの超克と、(4)苦しみの終滅におもむく八つの部分よりなる尊い道(八聖道)とを(見るときに)、――『ダンマパダ』 第二七章「観察」第三十四節 🧩逐語... -
真理を見抜く者は、三宝に帰依する
📖引用原文(日本語訳) さとれる者(=仏)と真理のことわり(=法)と聖者の集い(=僧)とに帰依する人は、明らかな知慧をもって、四つの尊い真理を見るときに、――『ダンマパダ』 第二七章「観察」第三十三節 🧩逐語訳と解釈 さとれる者... -
真のよりどころは、外にはない
📖引用原文(日本語訳) しかしこれは安らかなよりどころではない。これは最上のよりどころではない。それらのよりどころによっては、あらゆる苦悩から免れることはできない。――『ダンマパダ』 第二七章「観察」第三十二節 🧩逐語訳と解釈 ... -
恐れの中で、外に逃げても安らぎは見つからない
📖引用原文(日本語訳) 多くの人々は恐怖にかられて山々、林、園、樹木、霊樹などをたよろうとする。――『ダンマパダ』 第二七章「観察」第三十一節 🧩逐語訳と解釈 多くの人々は恐怖にかられて:苦・災い・死・不安などに直面し、精神的に... -
何ものにも縛られず、ただ静かに、回転する者
📖引用原文(日本語訳) 青い幌をまとい、白い傘で覆われ、輻が一つしかない車が回転して来る。結びつける紐もなく、軛に結ぶ綱もなく、悩まされることなく、やって来るのを見よ。――『ダンマパダ』 第二七章「観察」第三十節 🧩逐語訳と解釈... -
解かれた縄を、自ら拾って縛り直すな
📖引用原文(日本語訳) 愛欲の園からも離れ、愛欲の林から脱している人々からも離れているのに、また愛欲の林に向って走る。この人を見よ! 束縛から脱しているのに、また束縛に向って走るのである。――『ダンマパダ』 第二七章「観察」第二十九節 ... -
私はこれである」と言わぬ者こそ、真に流れを渡る
📖引用原文(日本語訳) 上にも下にも全く情欲を離れた人は、「われはこれである」と観ずることが無いので、このように解脱して、未だ渡ったことのない流れを、この世で渡り、再び(迷いのうちに)生れることがないであろう。――『ダンマパダ』 第二... -
欲に溺れた目には、真理の流れは見えない
📖引用原文(日本語訳) 諸の欲望に執著し、つねに迷っている者どもは、束縛のうちに過ちを見ることが無い。束縛の執著にとらわれている者どもは、広くひろがった大きな流れを、決して渡ることがないであろう。――『ダンマパダ』 第二七章「観察」第... -
飾られたものの奥に、壊れるものの宿命を見よ
📖引用原文(代表句) 若々しく美しい女のように、醜くて穢れた身体が飾られている。それは愚人を迷わすには足るが、賢者はそれに対する執著を離れる。 肢体に香料を塗られ、両足は赤堊で染められている。それは愚人を迷わすには足るが、その人が永...