2025年– date –
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節度と信仰と智慧と善――四つの喜びが人生を支える
🔖 原文(日本語訳) 「老いに至るまで戒しめをたもつのは楽しい。信仰が確立しているのは楽しい。意義と趣旨を楽しむことは楽しい。悪を為さないのは楽しい。」――『ダンマパダ』第1章「双句品」第20偈 📝 逐語訳 老いに至るまで戒しめをた... -
欲と慢を離れてこそ、本当の安らぎがある
🔖 原文(日本語訳) 「世にあって、情欲を離れ、諸の欲望を超えているのは、楽しい。『おれがいるのだ』という慢心をおさえよ。これこそ最上の安楽である。」――『ダンマパダ』第1章「双句品」第19偈 📝 逐語訳 世にあって:この現実社会の... -
静かに学び、誰も傷つけずに生きることのよろこび
🔖 原文(日本語訳) 「満足して教えを聞き、真理を見る人が、独り離れているのは、楽しい。世の中で、生きものに対してみずからを制して殺さないのは、楽しい。」――『ダンマパダ』第1章「双句品」第18偈 📝 逐語訳 満足して教えを聞き:欲... -
怨みも恐れも超えて、静かに自由に生きる
🔖 原文(日本語訳) 「かれらは安穏となって、楽しみ、現世で覆いを離れてやすらぎ、一切の怨みや恐れを超越し、世間にあって執著をのり超えている。」――『ダンマパダ』第1章「双句品」第17偈 📝 逐語訳 かれらは安穏となって、楽しみ:彼... -
静かな暮らしの中に、真の喜びはある
🔖 原文(日本語訳) 「かれらは楽しく食物を味わい、法衣を身につけている。山の中でも藪の中でも、かれらのそぞろあるき(経行)は楽しい。」――『ダンマパダ』第1章「双句品」第16偈 📝 逐語訳 かれら:ここでは主に出家修行者(比丘)を... -
心が道を楽しむとき、解脱はすでに始まっている
🔖 原文(日本語訳) 「心が真理を楽しみ、覆いをはなれたやすらぎを執著せず、四神足と八つの部分よりなる道(八正道)を楽しむならば、……」――『ダンマパダ』第1章「双句品」第15偈(前半) 📝 逐語訳 心が真理を楽しみ:仏の教えや真実の... -
真理を味わい、執着を離れ、覚りの道を喜ぶ心
🔖 原文(日本語訳) 「心が真理を楽しみ、覆いをはなれたやすらぎを執著せず、四念処を楽しみ、またさとりを得るための七つのよすが(七覚支)を楽しみ、……」――『ダンマパダ』第1章「双句品」第14偈(冒頭) 📝 逐語訳 心が真理を楽しみ:... -
真理を楽しむ者の心は、風のない湖のように澄んでいる
🔖 原文(日本語訳) 「真理を喜ぶ人は、心きよらかに澄んで、安らかに臥す。聖者の説きたまうた真理を、賢者は心にとどめて楽しむ。」――『ダンマパダ』第1章「双句品」第13偈 📝 逐語訳 真理を喜ぶ人:仏陀の教えや道理そのものを、知識で... -
積まれた善は、最強の護りとなる
🔖 原文(日本語訳) 「福徳を積んだ人に対しては、悪魔の身をとった神々も、他から害をなすことも、障りをなすこともできないであろう。」――『ダンマパダ』第1章「双句品」第12偈 📝 逐語訳 福徳を積んだ人:善行・誠実・慈悲を日々実践し... -
善き行いは、やがて願いを満たし、魂を解き放つ
🔖 原文(日本語訳) 「福徳の果報が熟するのは楽しい。希望することが成就する。そうしてその人は速やかに最高のやすらぎ、覆いの解きほぐされた(解脱の)状態におもむく。」――『ダンマパダ』第1章「双句品」第11偈 📝 逐語訳 福徳の果報...