2025年– date –
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持たぬ者は、真に知る者なり
🔖 原文(日本語訳) 「何物ももっていない人々は楽しんでいる。何物ももっていない人々は知慧の徳をもっているからである。見よ! 人々は人々に対して心が縛られ、何物かをもっているために(かえって)悩んでいるのを。」――『ダンマパダ』第5章「... -
かたちに縛られし者、自由を知らず
🔖 原文(日本語訳) 「この世で教えをよく説き、多く学んで、何物をももたない人は、楽しい。見よ! 人々は人々に対してかたちが縛られ、何物かをもっているために(かえって)悩んでいるのを。」――『ダンマパダ』第5章「愉楽品」第39偈 📝... -
持たぬ者こそ、最も自由に笑う
🔖 原文(日本語訳) 「この世で教えをよく説き、多く学んで、何物をももたない人は、楽しい。見よ! 人々は人々に対して心が縛られ、何物かをもっているために(かえって)悩んでいるのを。」――『ダンマパダ』第5章「愉楽品」第38偈 📝 逐... -
心静かなる者は、神さえ測ること能わず
🔖 原文(日本語訳) 「心のうちには怒りが無く、変転する迷いの生存をとどめ、つねに憂いを離れて、すっかり楽しんでいる人を、神々も見ることができない。」――『ダンマパダ』第5章「愉楽品」第37偈 📝 逐語訳と解釈 心のうちには怒りが無... -
欲を超えし者に、行方を問うは無意味なり
🔖 原文(日本語訳) 「欲望の泥沼をわたりおわって、完全に解脱して、不動の楽しみを得た人々の行方を知らせることはできない。」――『ダンマパダ』第5章「愉楽品」第36偈 📝 逐語訳と概説 欲望の泥沼をわたりおわって→ 欲(貪)・怒(瞋)... -
炎が消えるように、欲も静まり、心は解き放たれる
🔖 原文(日本語訳) 「鉄の火炉で打たれて炎の燃え立っている火が、次第に静まって、その行方がわからないように、」――『ダンマパダ』第5章「愉楽品」第35偈(前半) ※この偈は後半を含めて一連の意味を成す可能性が高いため、ここでは前半までを... -
善き縁と行いが、人生の最後に微笑みをもたらす
🔖 原文(日本語訳) 「事がおこったときに、友だちのあるのは楽しい。善いことをしておけば、命の終るときに楽しい。互いに満足するのは楽しい。(悪いことをしなかったので)あらゆる苦しみ(の報い)の滅びることは楽しい。」――『ダンマパダ』第... -
愛執なき者は、もはや迷いに還らない
🔖 原文(日本語訳) 「すべての愛執を捨てると、すべての束縛を滅ぼすから、すべての迷いの制約を知りつくして、もはや再び迷いの生存にもどって来ない。」――『ダンマパダ』第2章「不放逸品」第33偈 📝 逐語訳 愛執(ラーガ):対象(人・... -
心の荷を降ろせば、人生は軽くなる
🔖 原文(日本語訳) 「重い荷物を捨てたあとには、荷物をさらに引き受けるな。荷物を引き受けることは最上の苦しみである。荷物を投げすてることは楽しい。」――『ダンマパダ』第2章「不放逸品」第32偈 📝 逐語訳 重い荷物(バーラ):執着... -
欲望を離れた楽しみは、天上の快楽すら凌ぐ
🔖 原文(日本語訳) 「この世における愛欲の楽しみと、天上における楽しみとは、愛執を滅ぼした楽しみの十六分の一にも及ばない。」――『ダンマパダ』第2章「不放逸品」第31偈 📝 逐語訳 愛欲の楽しみ(カーマスッカ):感覚的快楽、性愛、...