2025年– date –
-
志の光は、叡知の家に再び灯る
■引用原文(日本語訳) あるいはまた、叡知あるヨーギンたちの一族に生まれる。実に、このような出生は、世間において非常に得られ難いものだ。―『バガヴァッド・ギーター』第6章 第42節 ■逐語訳(一文ずつ) あるいはまた、 叡智に満ちたヨーギン(修行者... -
志半ばの者にも、光の再生が用意されている
■引用原文(日本語訳) ヨーガから脱落した者は、善行者の世界に達し、無限の歳月そこに住んだ後、清浄で栄光ある人々の家に再生する。―『バガヴァッド・ギーター』第6章 第41節 ■逐語訳(一文ずつ) ヨーガ(修行)から逸れた者は、 善行者(プンニャカリ... -
善意の歩みは、決して無駄に終わらない
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。アルジュナよ、この世においても、来世においても、そのような人は決して滅びはしない。友よ、善をなす者は、誰も悪趣に赴かないから。―『バガヴァッド・ギーター』第6章 第40節 ■逐語訳(一文ずつ) 聖な... -
疑惑の霧を晴らすのは、信の光
■引用原文(日本語訳) クリシュナよ、この私の疑惑を残らず断ち切ってくれ。この疑惑を断つ人は、あなた以外にあり得ないから。―『バガヴァッド・ギーター』第6章 第39節 ■逐語訳(一文ずつ) クリシュナよ、 私のこの疑惑を完全に断ち切ってください。 ... -
志なき者よりも志半ばの者にこそ希望あり
■引用原文(日本語訳) 彼は二つに分裂して*、ちぎれ雲のように滅びてしまわないか。拠り所なく、ブラフマンの道において迷い。―『バガヴァッド・ギーター』第6章 第38節 ■逐語訳(一文ずつ) 彼は二つに分裂して、 まるでちぎれ雲のように滅び去るのだろ... -
志半ばの者に救いはあるか
■引用原文(日本語訳) アルジュナはたずねた。「〔ヨーガを〕信じてはいるが、〔自己を〕制御せず、その心がヨーガから逸れた人は、ヨーガの成就には達せず、いかなる帰趨に行くか。クリシュナよ。」―『バガヴァッド・ギーター』第6章 第37節 ■逐語訳(一... -
自己を治める者こそ、道に至る
■引用原文(日本語訳) 自己を制御しない者はヨーガに達し難いと、私は確信する。しかし、制御して自己を支配した人は、適切な方法によってそれに達することができる。―『バガヴァッド・ギーター』第6章 第36節 ■逐語訳(一文ずつ) 自己を制御しない者は... -
心は難しき敵、されど訓練と離欲により手懐けられる
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。勇士よ、確かに意は動揺し、抑制され難い。しかし、それは常修と離欲とによって把促される。―『バガヴァッド・ギーター』第6章 第35節 ■逐語訳(一文ずつ) 聖なる主(バガヴァーン)は言った。 「勇者(ア... -
心は風のごとし。制御の対象であって、否定の対象ではない
■引用原文(日本語訳) 実に意は動揺し、かき乱し、強固である。それは風のように抑制され難いと私は考える。―『バガヴァッド・ギーター』第6章 第34節 ■逐語訳(一文ずつ) 実に、意(心)は非常に動揺し、 かき乱されやすく、 頑固であり、強固である。 ... -
理想の教えも、心が定まらねば届かない
■引用原文(日本語訳) アルジュナは言った。「あなたはヨーガが平等の境地*であると説いたが、クリシュナよ、私はその不動の境地を見出せない。〔意が〕動揺するから。」―『バガヴァッド・ギーター』第6章 第33節 ■逐語訳(一文ずつ) アルジュナは言っ...