2025年– date –
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自己を知る者こそ、真の統治者
■引用原文(日本語訳) 「あなただけが、自ら自己を知る。至高のプルシャよ。万物をあらしめる者、万物の主、神のうちの神、世界の主よ。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第15節) ■逐語訳(一文ずつ) svayam evātmanātmānaṃ vettha tvaṃ puruṣotta... -
真理を知る者は、知らぬ者の限界を超える
■引用原文(日本語訳) 「クリシュナよ、あなたが私に告げたことはすべて真実であると思う。実にバガヴァットよ、神々や悪魔もあなたの顕現を知らない。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第14節) ■逐語訳(一文ずつ) sarvam etad ṛtaṃ manye → あ... -
真理は一貫して語られ、確信は信頼から生まれる
■引用原文(日本語訳) 「すべての聖仙たちはあなたをそのように呼ぶ。また、神仙ナーラダ、アシタ・デーヴァラ、ヴィヤーサたちも。そしてあなた自身も、私にそのように告げる。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第13節) ■逐語訳(一文ずつ) sarva... -
真理を知る者は、自然に讃嘆と確信を語る
■引用原文(日本語訳) アルジュナはたずねた。「あなたは最高のブラフマンであり、最高の住処、最高の浄化具である。永遠にして神聖なプルシャである。本初の神であり、不生なる主であると、」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第12節) ■逐語訳(一文... -
慈悲は光となって、無知の闇を照らす
■引用原文(日本語訳) 「まさに彼らへの憐愍のために、私は個物の心に宿り、輝く知識の灯火により、無知から生ずる闇を滅ぼす。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第11節) ■逐語訳(一文ずつ) teṣām evānukampārtham → まさに彼らへの憐れみ(慈悲... -
専心と愛に応じて、知性の光は授けられる
■引用原文(日本語訳) 「常に〔私に〕専心し、喜びをもって私を信愛する彼らに、私はかの知性のヨーガを授ける。それにより彼らが私に至るところの。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第10節) ■逐語訳(一文ずつ) teṣāṃ satata-yuktānāṃ → 常に私... -
心を捧げ、語り合うことで、真の喜びが生まれる
■引用原文(日本語訳) 「私に心を向け、生命を私に捧げ、互いに目覚めさせつつ、彼らは常に私について語り、満足し楽しむ。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第9節) ■逐語訳(一文ずつ) mat-cittāḥ mat-gata-prāṇāḥ → 心を私(神)に向け、生命(... -
すべての源を知る者は、信と愛で生きる
■引用原文(日本語訳) 「私は一切の本源である。一切は私から展開する。そう考えて、知者たちは愛情をこめて私を信愛するのである。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第8節) ■逐語訳(一文ずつ) ahaṃ sarvasya prabhavaḥ → 私はすべての存在の源... -
神の働きを知る者は、揺るぎなき力と結ばれる
■引用原文(日本語訳) 「私のこの示現とヨーガとを如実に知る人は、揺ぎなきヨーガと結ばれる。この点について疑いはない。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第7節) ■逐語訳(一文ずつ) etāṃ vibhūtiṃ yogaṃ ca mama → 私のこの示現(威光)とヨ... -
真理に連なる系譜が、世界を育む
■引用原文(日本語訳) 「古の七名の大仙と四名のマヌは私と同じ性質を有し、〔私の〕意から生じた。彼らから世の生類が生じた。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第6節) ■逐語訳(一文ずつ) maharṣayaḥ sapta pūrve → 古(いにしえ)の七名の偉大...