2025年– date –
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本質に還る者は、真の偉大さに至る
■引用原文(日本語訳) 「私は大仙のうちのブリグ仙である。音声のうちの一音(聖音オーム)である。私は祭祀における念誦の祭祀である。不動のもの(山)のうちのヒマーラヤ山である。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第25節) ■逐語訳(一文ずつ)... -
最上を選び取る者こそ、神の道に通ず
■引用原文(日本語訳) 「私を司祭のうちの最上者ブリハスパティであると知れ、アルジュナ。私は将軍のうちのスカンダ(韋駄天)である。湖水のうちの海である。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第24節) ■逐語訳(一文ずつ) purodhasāṁ ca mukhyaṁ... -
最強と最美の中に、神の顕れを見る
■引用原文(日本語訳) 「私はルドラ神群におけるシャンカラ(シヴァ)である。夜叉と羅刹における財宝の主(クベーラ)である。私はヴァス神群における火神である。山々におけるメール山である。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第23節) ■逐語訳(... -
本質に宿る至高の力――知と意に神性を見る
■引用原文(日本語訳) 「私は諸ヴェーダにおけるサーマ・ヴェーダである。神々におけるヴァーサヴァ(インドラ)である。私は諸感官における意(思考器官)である。万物(生類)における知力である。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第22節) ■逐語... -
卓越の象徴たる自己を知れ――多の中の一に宿る至高
■引用原文(日本語訳) 「私はアーディティヤ神群におけるヴィシュヌである。光明における輝く太陽である。私はマルト神群におけるマリーチである。星宿における月である。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第21節) ■逐語訳(一文ずつ) adityānām a... -
万物に宿る自己――はじまりも終わりも、すべてに我あり
■引用原文(日本語訳) 「アルジュナよ、私は万物の心中に宿る自己である。私は万物の本初であり、中間であり、終末である。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第20節) ■逐語訳(一文ずつ) aham ātmā guḍākeśa sarva-bhūtāśaya-sthitaḥ → 私はアー... -
真理の顕現は無限、核心を聞いて全体を悟れ
■引用原文(日本語訳) 「聖バガヴァットは告げた。おお、その主要なものをあなたに語ろう。私自身の示現は神的であり、私の〔示現の〕多様性は限りがないから。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第19節) ■逐語訳(一文ずつ) śrī-bhagavān uvāca →... -
神の言葉に飽きるな、真理の語りは命の甘露である
■引用原文(日本語訳) 「クリシュナよ、自己のヨーガと示現とを、更に詳しく語ってほしい。私は甘露(不死)を聞いている時、飽きることがないから。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第18節) ■逐語訳(一文ずつ) vistarena ātmano yogaṃ vibhūtiṃ... -
神聖を思い続けるには、姿を探し、形に問え
■引用原文(日本語訳) 「ヨーギンよ、どのようにしたら、常に考察して、あなたのことを知ることができるか。バガヴァットよ、どのような状態において、私はあなたのことを考えたらよいのか。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第17節) ■逐語訳(一文... -
真の偉大さを知ろうとする姿勢こそ、学びの始まり
■引用原文(日本語訳) 「どうか残らず告げていただきたい。あなた御自身の示現は神的(超越的)であるから。あなたはその示現によりこれらの世界を遍く満たしているとされるが。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第16節) ■逐語訳(一文ずつ) vaktu...