2025年– date –
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本質を問い、聴き、知る――そこから始まる叡智
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。「その『土地』とは何か。どのようなものか。どのように変異するか。何から何が出るか。その『土地を知る者』とは誰か。彼の力はいかなるものか。私はそれを簡潔に説くから聞け。」(『バガヴァッド・ギー... -
己を知ることは、神を知ること
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。「そして、すべての『土地』において、私を『土地を知る者』であると知れ。『土地』と『土地を知る者』との知識、それが〔真の〕知識であると私は考える。」(『バガヴァッド・ギーター』第13章 第2節) ■... -
自己を知る者は、世界の本質を知る
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。「アルジュナよ、この身体は『土地』と呼ばれる。それを知る人々は、その『土地』を知る者を『土地を知る者』と呼ぶ。」(『バガヴァッド・ギーター』第13章 第1節) ■逐語訳 クリシュナは言った:「アルジ... -
全世界は、神の一部分で保たれている
■原文(日本語訳) 「だがアルジュナよ、そのように多く知っても何になろう。私はこの全世界を、ほんの一部分で〔遍く〕支えて存在しているのだ。」(第10章 第42節) ■逐語訳(一文ずつ) atha vā bahunaitena kiṁ jñātena tavārjuna → それはさておき、... -
あらゆる光輝は神の一端
■原文(日本語訳) 「いかなるものでも権威があり、栄光あり、精力あるもの、それを私の威光(光輝)の一部から生じたものと理解せよ。」(第10章 第41節) ■逐語訳(一文ずつ) yat yat vibhūtimat sattvaṁ śrīmad ūrjitam eva vā → どのような存在であ... -
無限なる顕現の、その一端
■原文(日本語訳) 「私の神的な示現には限りがない。だが、私は示現の多様性の若干の例を述べたのである。」(第10章 第40節) ■逐語訳(一文ずつ) nāsti anto mama divyānāṁ vibhūtīnām → 私の神的な顕現(ヴィブーティ、神の栄光)には、終わり(限界... -
すべての始まりに、私がある
■原文(日本語訳) 「また、万物の種子、それは私である。アルジュナよ。動くものも動かぬものも、私なしに存在するものはない。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第39節) ■逐語訳(一文ずつ) yacca api sarva-bhūtānāṁ bījaṁ tad aham arjuna → ... -
沈黙の中に力を、知識の中に統治を見よ
■原文(日本語訳) 「私は統治者たちの〔武力・刑罰(ダンダ)〕である。征服を志す王たちの〔政策(ニーティ)〕である。私は秘密事における沈黙である。知識ある人々の〔知識(ジュニャーナ)〕である。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第38節) ■... -
自らの中にある英雄性と叡智に目覚めよ
■引用原文(日本語訳) 「私はヴリシニ族におけるヴァースデーヴァ(クリシュナ)である。パーンダヴァにおけるダナンジャヤ(アルジュナ)である。私は聖者のうちのヴィヤーサである。聖仙のうちのウシャナス・カヴィである。」(『バガヴァッド・ギータ... -
真実を見極め、決意と勝利を我がものとせよ
■引用原文(日本語訳) 「私はぺてん師たちの博である。威光ある者たちの威光である。私は勝利である。決意である。勇気ある者の勇気である。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第36節) ■逐語訳(一文ずつ) dyūtaṁ chalayatām asmi → 私はぺてん師...