2025年– date –
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神はすべてに宿り、すべてを見ている
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。「それは一切の方角に手足を持ち、一切の方角に目と頭と口を持ち、一切の方角に耳を持ち、世界において一切を覆って存在している。」(『バガヴァッド・ギーター』第13章 第13節) ■逐語訳 その存在(ブラ... -
知るべきものは、死を超える真理
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。「私は知識の対象を告げよう。それを知れば人が不死(甘露)に達するところの。それは、無始なる最高ブラフマンである。それは有とも非有とも言われない。」(『バガヴァッド・ギーター』第13章 第12節) ■... -
己を知る道、それが真の知識である
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。「常に自己に関する知識に専念すること。真知の目的を考察すること。以上が『知識』であると言われる。それと反対のことが無知である。」(『バガヴァッド・ギーター』第13章 第11節) ■逐語訳 常に「自己... -
静けさの中で育つ、揺るぎなき信愛
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。「ひたむきなヨーガによる、私への揺ぎない信愛。人里離れた場所に住むこと。社交を好まぬこと。」(『バガヴァッド・ギーター』第13章 第10節) ■逐語訳 私(神)に向けられた、一途で揺るぎない信愛(バ... -
執着を超えた平静こそ、真の強さ
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。「妻子や家などに対して執着や愛着のないこと。好ましい、または好ましくない出来事に対し、常に平等な心でいること。」(『バガヴァッド・ギーター』第13章 第9節) ■逐語訳 家庭・配偶者・子ども・財産な... -
執着を離れ、人生の本質を観よ
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。「感官の対象に対する離欲。我執のないこと。生・老・病・死・苦の害悪を考察すること。」(『バガヴァッド・ギーター』第13章 第8節) ■逐語訳 感覚的な対象に対する執着からの離脱、「私」への固執を捨て... -
智慧は徳の中に宿る――行いを整え、心を整える
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。「慢心や偽善のないこと。不殺生、忍耐、廉直。師匠に対する奉仕、清浄、堅い決意、自己抑制。」(『バガヴァッド・ギーター』第13章 第7節) ■逐語訳 自惚れ(アハンカーラ)や偽善(ダンバ)を捨てること... -
欲も苦も、私の本体ではない――構造を知れば自由になれる
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。「欲求、憎悪、苦楽、〔身体的部分の〕集合、意識、堅固(充足)。以上、『土地』とその変異が簡潔に説かれた。」(『バガヴァッド・ギーター』第13章 第6節) ■逐語訳 欲望、嫌悪、喜びと苦しみ、身体の構... -
私を形づくるものを知る――構造を知れば、執着は外れる
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。「〔五種の〕元素、自我意識、思惟機能、非顕現のもの(プラクリティ)、十の感官と一〔思考〕器官、五の感官の対象、」(『バガヴァッド・ギーター』第13章 第5節) ■逐語訳 五大元素(地・水・火・風・空... -
真理は一つ、道は多様――だが確かな智がある
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。「聖仙たちは種々の讃歌によって、多様に、個別にそれを説いた。また、論理的で確定的な、『ブラフマ・スートラ』の言葉によって。」(『バガヴァッド・ギーター』第13章 第4節) ■逐語訳 偉大なる聖仙たち...