2025年– date –
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真理に触れ、なお人として立つ
■引用原文(日本語訳) 第51節:「アルジュナは言った。『クリシュナよ、あなたの人間としての温和な姿を見て、今や私は平静になり、平常の状態にもどった。』」 ■逐語訳(一文ずつ) 「クリシュナよ、あなたの人間としての温和な姿を見て」 → 圧倒的な宇... -
形式を超えた信愛こそ、真実を引き出す鍵
■原文 「ヴェーダ、祭祀、学習によっても、布施によっても、儀式によっても、激しい苦行によっても、人間界において、あなた以外には、このような姿の私を見ることができない。」(第11章 第48節) ■逐語訳(一文ずつ) ヴェーダ、祭祀、学習によっても、... -
真の姿は信頼の上にのみ開示される
■原文 聖バガヴァット(クリシュナ)は告げた:「アルジュナよ、私はあなたに恩寵を与えようとして、自己のヨーガの力によってこの最高の姿を示したのだ。この姿は、光輝から成り、一切であり、無限であり、本初である。あなた以外には、かつて誰もこれを... -
恐れられるより、信頼されよ
■原文 アルジュナは言った:「以前のように、王冠をつけ、棍棒を持ち、円盤を手にしたあなたを見たい。まさにあの、四つの腕を持つ姿になって下さい。千の腕を持つ方よ。一切の姿を持つ方よ。」(第11章 第46節) ■逐語訳(一文ずつ) 以前のように、王冠... -
偉大さの中に、親しみを宿せ
■原文 アルジュナは言った:「未曾有のものを見て、私は喜んでいる。しかし、私の心は恐怖に戦慄く。そこで神よ、私に前と同じ姿を示して下さい。お願いです。神々の主よ。世界の住処よ。」(第11章 第45節) ■逐語訳(一文ずつ) 未曾有のものを見て、私... -
許しは信頼の証、謝罪は敬意の表現
■原文 アルジュナは言った:「それ故、敬礼し、身を投げ出して、讃えらるべき主であるあなたに、私は恩寵を請う。父が子に対するように、友が友に対するように、恋人が愛しい女に対するように、神よ、どうかお許し下さい。」(第11章 第44節) ■逐語訳(一... -
父のように守り、師のように導け
■原文 アルジュナは言った:「動不動の諸物の世界にとって、あなたは父である。あなたは敬わるべきであり、最上の尊師である。三界において、あなたに等しい者はなく、いわんや勝る者は他にいない。無比の力を持つ方よ。」(第11章 第43節) ■逐語訳(一文... -
親しさの中にも、敬意を忘れず
■原文 アルジュナは言った。「また、散策したり寝たり坐ったり食事をしたりする間、あなた一人の時、または他人が見ている時、私がふざけてあなたに行った非礼を、計り知れぬあなたにお詫びする。不滅の方よ。」(第11章 第42節) ■逐語訳(一文ずつ) ま... -
親しみの裏に敬意を忘るな
■原文 アルジュナは言った。「私は友人だと思い、無礼にも言った。『おおクリシュナよ。おおヤーダヴァよ。おお友よ』と。私があなたの偉大さを知らないで、不注意から、また親愛の情から言ったことを、あなたにお詫びする。」(第11章 第41節) ■逐語訳(... -
「中心を貫き、全方位に敬意を示せ」
■原文 アルジュナは言った。「前方から、また後方から敬礼。すべての方角から敬礼。一切者よ。あなたは無限の力と無量の勇猛さを持ち、一切を満たしている。それ故、あなたは一切者である。」(第11章 第40節) ■逐語訳(一文ずつ) 前方から、また後方か...