2025年– date –
-
真理を喜び、真理とともに生きる者は、決して堕ちない
📜引用原文(日本語訳) 八*真理を喜び、真理を楽しみ、真理をよく見通して考え、真理を念いつづけている修行僧は、正しいことわりから堕落することがない。― 『ダンマパダ』 第二章 第八偈 🔍逐語訳(文ごとの意訳) 真理を喜び:真理(ダ... -
慎みと静寂のうちに、真の満足は宿る
📜引用原文(日本語訳) 七*手をつつしみ、足をつつしみ、ことばをつつしみ、すべてにつつしみ、内心に楽しみ、心を安定統一し、ひとり居て、満足している、その人が〈修行僧〉なのである。― 『ダンマパダ』 第二章 第七偈 🔍逐語訳(文ご... -
節度と喜びと分かち合い――静けさを携えて歩む
📜引用原文(日本語訳) 六適当な量(の食物)を享けよ。つねに清く生きる者であれ。その行ないが親切でわかち合い、なすところ巧みであれ。そうして喜びにみち、心を落ちつけて、修行僧は遍歴せよ。― 『ダンマパダ』 第二章 第六偈 🔍逐語... -
欲なく、執なく、独り歩む者こそ真の行者
📜引用原文(日本語訳) 五*しかし、かの物で生き、軽やかで、自己をもとめようと欲し、諸の感官を制し、至るところにおもむき、解脱していて、家なくして往来し、「わがもの」という観念が無く、望むところも無く、欲望を捨てて、独り歩む人、か... -
傷つけられても、心は濁さずに応じよ
📜引用原文(日本語訳) 四*身を制しない人々は、ことばで人々を傷つける。戦場に来た象を矢で傷つけるようなものである。荒々しいことばが発せられたのを聞いたならば、修行僧は心の汚れることなく、忍んで受けよ。― 『ダンマパダ』 第二章 第四... -
語らずとも光る、我なき者の静けさ
📜引用原文(日本語訳) 三*一切の業をすて去り、以前に造った塵を振い落し、「わがもの」という観念がなく、つねに自己が安住している修行僧には、人にむかってしゃべる必要がない。― 『ダンマパダ』 第二章 第三偈 🔍逐語訳(文ごとに意... -
名声を求めぬ者、天も敬う
📜引用原文(日本語訳) 二*修行僧らよ。他人が養ってくれるのではなくて、托鉢によってみずから養い、尊敬をも名声をも望まない修行完成者を、神々も羨む。― 『ダンマパダ』 第二偈(第二章「修行僧」) 🔍逐語訳(意訳を交えた解釈) 修... -
清貧にして専念する者、神々すら敬う
📜原文(引用) 第三二章 修行僧一修行僧らよ。他人が養ってくれるのではなくて、托鉢によってみずから養い、心は静まり、専念している修行完成者を、神々も羨む。― 『ダンマパダ』第32偈 🔍逐語訳(意訳を交えた逐語訳) 修行僧らよ:修行... -
捨てることより、誠実に働くことが魂を清める
📜引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。「行為の放擲と行為のヨーガとは、共に至福をもたらす。しかし、その両者のうちで、行為のヨーガは行為の放擲より優れている。」― 『バガヴァッド・ギーター』第5章 第2節 🔍逐語訳 「神(... -
守られた心は、やがて涅槃に至る
📜 引用原文(『ダンマパダ』第六〇偈) 心を制することは楽しい。汝らは心を守れ。怠るな。心がよく守られているならば、或る生けるものどもは、やすらぎ(ニルヴァーナ)に達する。 🪶 逐語訳(意訳) 心を抑えて調えることは、静かな喜び...