2025年– date –
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夢中のうちに、死は忍び寄る
■引用原文(日本語訳) 第四章 花 第四十七偈花を摘むのに夢中になっている人を、死がさらって行くように、眠っている村を、洪水が押し流して行くように。― 『ダンマパダ』第4章 第47偈 ■逐語訳(一文ずつ) 花を摘むのに夢中になっている人を、 → 快楽... -
この身を泡と知る者は、死を超える
■引用原文(日本語訳) 第四章 花 第四十六偈 この身は沫(あわ)のごとくであると知り、かげろうのようなはかない本性のものであると、さとったならば、悪魔の花の矢を断ち切って、死王に見られないところへ行くであろう。― 『ダンマパダ』第4章 第46偈... -
学び、実践する者こそ、世界を超える
■引用原文(日本語訳) 第四章 花 第四十五偈学びにつとめる人こそ、この大地を征服し、閻魔の世界と神々とともなるこの世界とを征服するであろう。わざに巧みな人が花を摘むように、学びにつとめる人々こそ善く説かれた真理のことばを摘み集めるであろ... -
真理の花を摘む者こそ、世界を征する
■引用原文(日本語訳) 第四章 花 第四十四偈 だれがこの大地を征服するであろうか?だれが閻魔(えんま)の世界と、神々とともなるこの世界とを征服するであろうか?わざに巧みな人が花を摘むように、善く説かれた真理のことばを摘み集めるのはだれであ... -
導かれた心は、最上の恩恵をもたらす
■引用原文(ダンマパダ 第三章 第43偈) 「母も父もそのほか親族がしてくれるよりもさらに優れたことを、正しく向けられた心がしてくれる。」—『ダンマパダ』 第3章 第43偈(中村元訳ほか) ■逐語訳(一文ずつ) 母も父もそのほか親族がしてくれるよりも:... -
心の邪(よこしま)は、すべての害を超える
■引用原文(ダンマパダ 第三章 第42偈) 「憎む人が憎む人にたいし、怨む人が怨む人にたいして、どのようなことをしようとも、邪なことをめざしている心はそれよりもひどいことをする。」—『ダンマパダ』 第3章 第42偈(中村元訳ほか) ■逐語訳(一文ずつ... -
命ある今、この瞬間に目を覚ませ
■引用原文(ダンマパダ 第三章 第41偈) 「ああ、この身はまもなく地上によこたわるであろう、意識を失い、無用の木片のように、投げ棄てられて。」—『ダンマパダ』 第3章 第41偈(中村元訳ほか) ■逐語訳(一文ずつ) ああ、この身はまもなく地上によこた... -
壊れゆく肉体、揺るがぬ心
■引用原文(ダンマパダ 第三章 第40偈) 「この身体は水瓶のように脆いものだと知って、この心を城廓のように(堅固に)安立して、知慧の武器をもって、悪魔と戦え。克ち得たものを守れ。しかもそれに執著することなく。」—『ダンマパダ』 第3章 第40偈(... -
澄みきった心に、恐れは存在しない
■引用原文(ダンマパダ 第三章「心品」 第39偈) 「心が煩悩に汚されることなく、おもいが乱れることなく、善悪のはからいを捨てて、目ざめている人には、何も恐れることが無い。」—『ダンマパダ』 第3章 第39偈(中村元訳ほか) ■逐語訳(一文ずつ) 心が... -
心が定まらなければ、智慧は花開かない
■引用原文(ダンマパダ 第三章 第38偈) 「心が安住することなく、正しい真理を知らず、信念が汚されたならば、さとりの知慧は全からず。」—『ダンマパダ』 第3章 第38偈(中村元訳ほか) ■逐語訳(一文ずつ) 心が安住することなく:心が落ち着かず、常に...