2025年– date –
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塵の中に咲く、智慧の花
■引用原文(日本語訳) 第五十八偈大道に棄てられた塵芥の山堆の中から、香しく麗しい華が生ずるように。 第五十九偈塵芥にも似た盲た凡夫のあいだにあって、正しくめざめた人(ブッダ)の弟子は知慧もて輝く。― 『ダンマパダ』第4章 第58–59偈 ■逐語訳(... -
徳と智慧を備えた者には、悪も及ばぬ
■引用原文(日本語訳) 第四章 花 第五十七偈 徳行を完成し、つとめはげんで生活し、正しい知慧によって解脱した人々には、悪魔も近づくによし無し。― 『ダンマパダ』第4章 第57偈 ■逐語訳(一文ずつ) 徳行を完成し、つとめはげんで生活し、 → 徳ある... -
徳の香りは、天にも届く
■引用原文(日本語訳) 第四章 花 第五十六偈 タガラ、栴檀の香りは微かであって、大したことはない。しかし徳行ある人々の香りは最上であって、天の神々にもとどく。― 『ダンマパダ』第4章 第56偈 ■逐語訳(一文ずつ) タガラ、栴檀の香りは微かであっ... -
香のなかの香、それは徳の香り
■引用原文(日本語訳) 第四章 花 第五十五偈 栴檀(せんだん)、タガラ、青華(うこん)、ヴァッシキー、これら香りのあるものどものうちでも、徳行の香りこそ最上である。― 『ダンマパダ』第4章 第55偈 ■逐語訳(一文ずつ) 栴檀、タガラ、青華、ヴァ... -
徳の香りは、風をも超えて届く
■引用原文(日本語訳) 第四章 花 第五十四偈 花の香りは風に逆らっては進んで行かない。栴檀(せんだん)もタガラの花もジャスミンもみなそうである。しかし徳のある人々の香りは、風に逆らっても進んで行く。徳のある人はすべての方向に薫る。― 『ダン... -
人生を飾るのは、積み重ねた善行である
■引用原文(日本語訳) 第四章 花 第五十三偈 うず高い花を集めて多くの華鬘(けまん)をつくるように、人として生れまた死ぬべきであるならば、多くの善いことをなせ。― 『ダンマパダ』第4章 第53偈 ■逐語訳(一文ずつ) うず高い花を集めて多くの華鬘... -
香り立つ言葉は、行動によって生まれる
■引用原文(日本語訳) 第四章 花 第五十二偈 うるわしく、あでやかに咲く花で、しかも香りのあるものがあるように、善く説かれたことばも、それを実行する人には、実りが有る。― 『ダンマパダ』第4章 第52偈 ■逐語訳(一文ずつ) うるわしく、あでやか... -
行わぬ言葉に、香りはない
■引用原文(日本語訳) 第四章 花 第五十一偈 うるわしく、あでやかに咲く花でも、香りの無いものがあるように、善く説かれたことばでも、それを実行しない人には実りがない。― 『ダンマパダ』第4章 第51偈 ■逐語訳(一文ずつ) うるわしく、あでやかに... -
他人を量る前に、自らを見つめよ
■引用原文(日本語訳) 第四章 花 第五十偈 他人の過失を見るなかれ。他人のしたこととしなかったことを見るな。ただ自分のしたこととしなかったこととだけを見よ。― 『ダンマパダ』第4章 第50偈 ■逐語訳(一文ずつ) 他人の過失を見るなかれ。 → 他人... -
願い尽きぬうちに、死は訪れる
■引用原文(日本語訳) 第四章 花 第四十八偈 花を摘むのに夢中になっている人が、未だ望みを果たさないうちに、死神がかれを征服する。― 『ダンマパダ』第4章 第48偈 ■逐語訳(一文ずつ) 花を摘むのに夢中になっている人が、 → 快楽・美しさ・感覚的...