2025年– date –
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闇の世を超え、真理へと翔ける者たれ
■引用原文(『ダンマパダ』第十三章 第174偈) この世の中は暗黒である。ここではっきりと(ことわりを)見分ける人は少ない。網から脱れた鳥のように、天に至る人は少ない。― 『ダンマパダ』第174偈(中村元訳) ■逐語訳(逐文的な意味の解釈) この世の... -
善によってつぐなえば、人は再び輝ける
■引用原文(『ダンマパダ』第十三章 第173偈) 以前には悪い行ないをした人でも、のちに善によってつぐなうならば、その人はこの世の中を照らす。雲を離れた月のように。― 『ダンマパダ』第173偈(中村元訳) ■逐語訳(逐文的な意味の解釈) 以前には悪い... -
たとえ過去に怠けていても、今日から月のように輝ける
■引用原文(『ダンマパダ』第十三章 第172偈) また以前には怠りなまけていた人でも、のちに怠りなまけることが無いなら、その人はこの世の中を照らす。あたかも雲を離れた月のように。― 『ダンマパダ』第172偈(中村元訳) ■逐語訳(逐文的な意味の解釈)... -
美に惑わされず、真理に目を向けよ
■引用原文(『ダンマパダ』第十三章 第171偈) さあ、この世の中を見よ。王者の車のように美麗である。愚者はそこに耽(ふけ)するが、心ある人はそれに執著しない。― 『ダンマパダ』第171偈(中村元訳) ■逐語訳(逐文的な意味の解釈) さあ、この世の中... -
世の無常を観る者は、死をも超える
■引用原文(『ダンマパダ』第十三章 第170偈) 世の中は沫のごとしと見よ。世の中はかげろうのごとしと見よ。世の中をこのように観ずる人は、死王もかれを見ることがない。― 『ダンマパダ』第170偈(中村元訳) ■逐語訳(逐文的な意味の解釈) 世の中は沫... -
善を実行し、悪を退ける者こそ、真の安らぎを得る
■引用原文(『ダンマパダ』第十三章 第169偈) 善い行ないのことわりを実行せよ。悪い行ないのことわりを実行するな。ことわりに従って行なう人は、この世でも、あの世でも、安楽に臥す。― 『ダンマパダ』第169偈(中村元訳) ■逐語訳(逐文的な意味の解釈... -
善を実行する者に、今も来世も安らぎがある
■引用原文(『ダンマパダ』第十三章 第168偈) 奮起てよ。怠けてはならぬ。善い行ないのことわりを実行せよ。ことわりに従って行なう人は、この世でも、あの世でも、安楽に臥す。― 『ダンマパダ』第168偈(中村元訳) ■逐語訳(意訳を交えた逐文解釈) 奮... -
怠惰と邪見に流されず、まっすぐに生きよ
■引用原文(『ダンマパダ』第十三章 第167偈) 下劣なしかたになじむな。怠けてふわふわと暮すな。邪な見解をいだくな。世俗のわずらいをふやすな。― 『ダンマパダ』第167偈(中村元訳) ■逐語訳(意訳を交えた逐文解釈) 下劣なしかたになじむな:品位を... -
他人に惑わされず、自分の道を貫け
■引用原文(日本語訳) 『ダンマパダ』第十二章「自己」第166偈 「たとい他人にとっていかに大事であろうとも、(自分ではない)他人の目的のために自分のつとめをすて去ってはならぬ。自分の目的を熟知して、自分のつとめに専念せよ。」 ■逐語訳 他人の利... -
汚すのも清めるのも、己ひとりの責任
■引用原文(日本語訳) 『ダンマパダ』第十二章「自己」第165偈 「みずから悪をなすならば、みずから汚れ、みずから悪をなさないならば、みずから浄まる。浄いのも浄くないのも、各自のことがらである。人は他人を浄めることができない。」 ■逐語訳 悪をな...