2025年6月– date –
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悪を離れた人、それが真の高貴さである
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第8偈) 螺髪を結っているからといって、バラモンなのではない。氏姓によってでもなく、また生まれによってでもない、と伝えられている。大きかろうと小さかろうと、すべての悪を除いた人――その人は... -
生まれより、行いこそが尊さを決める
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第7偈) 螺髪を結っているからといって、バラモンではない。氏姓によってバラモンなのではない。生まれによってバラモンなのではない、と伝えられている。真実(サッチャ)と理法(ダンマ)とを守る... -
外を飾っても、心が濁っていては意味がない
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第6偈) 愚か者よ、螺髪を結んで何になるのだ。かもしかの皮をまとって何になるのだ。おまえは内に密林(=汚れ/穢濁)を抱え、外側だけを飾っているにすぎない。――『ダンマパダ』第33章 第6偈/6A... -
志半ばにして倒れる者の根は、執着にある
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第5偈) 或る修行者・バラモンたちは、迷いの生存(サンサーラ)に執着し続け、最高の境地に達することなく、道の途中で崩れ落ちる。――『ダンマパダ』第33章 第5偈 🔍 逐語訳(意訳) ある修... -
一方しか見ない者に、真理は見えない
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第4偈) 或る修行者・バラモンたちは、迷いの生存(サンサーラ)に執着し、互いに異論を抱いて論争を繰り返す。これらの者は愚者である――それは、彼らが一方しか見ていないからである。――『ダンマパ... -
悟りは道半ばで立ち止まる者には訪れない
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第3偈) 或る修行者・バラモンたちは、迷いの生存に執着し、煩悩を滅するに至らず、その途中で堕落してしまう。――『ダンマパダ』第33章 第3偈 🔍 逐語訳(意訳) ある修行者やバラモンたちは... -
飾りよりも、静かな徳が人を照らす
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第2偈) 身を飾っていたとしても、徳を行じ、耐え忍び、身を整え、慎み深く、行いが清らかで、すべての生き物に対して暴力を用いない者――まさにその人こそ、「バラモン」「道の人」「托鉢僧」と呼ば... -
形ではなく、心が人を浄める
📖 引用原文(『ダンマパダ』 第33章「バラモン」第141偈) 裸形でいること、髪を結い上げること、身を塵にまみれさせること、断食すること、地面に臥すこと、泥を塗ること、蹲って黙していること――これらの行でも、疑いを捨てぬ者は清らかにはなれ... -
快・不快を超えて、静かな力に至る道
📜引用原文(日本語訳) 第八十二偈(第三二章 結び)修行僧はこのように楽しむことと楽しまないこととに堪え、情欲の煩悩の潜勢力を取り出して除きつつ。 —『ダンマパダ』第三二章「修行僧」より(第八十二偈) 🔍逐語訳と用語解説 用語解... -
規律と空の実践に安らぎは宿る
📜引用原文(日本語訳) 第八十一偈戒めをたもっている人は修行僧であり、空を体現している人は瞑想者であり、専念している人はヨーガ行者であり、ときほごされてやすらぎに帰しているところには安楽がある。—『ダンマパダ』第二章 第八十一偈 ...