2024年12月– date –
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商品売買問題
1 .商品¥50,000を仕入れ、代金のうち¥10,000はすでに支払った手付金を充当し、残額は掛けとした。なお、引取運賃¥1,000は現金で支払った。● ア.現金 イ.売掛金 ウ.前払金 工.前受金 オ.買掛金 力.仕入 借方貸方仕入51,000前払金10,000買掛金40,000現金1,00... -
原価計算の流れ
原価計算は、製品の製造にかかった費用を正確に把握するために以下の3つの段階で進められます。それぞれの段階で行われる手続きと勘定の動きについて説明します。 第1段階: 費目別計算 第2段階: 製造間接費の配賦 第3段階: 製品原価の計算 第1段階: 費目別... -
製造原価の分類方法
製造原価は、形態別分類と製品との関連による分類という2つの視点から分類されます。それぞれの方法について詳しく解説します。 形態別分類 形態別分類は、製品を製造するために何を使って、どんな原価が発生したのかを基準に分類する方法です。この分類で... -
原価とは
原価とは、製品の製造にかかった費用を指します。工業簿記において、原価は以下のように分類されます。 製造原価 製造原価は、製品を作るために直接的にかかった費用です。以下の3つが主要な構成要素です。 材料費: 製品の製造に必要な原材料や部品の購入... -
工業簿記と原価計算の概要
簿記には大きく分けて商業簿記と工業簿記の2種類があります。それぞれの目的や対象となる業種に違いがあり、工業簿記では特に製造業における費用管理が重要な役割を果たします。 本稿では工業簿記とその中核をなす原価計算について詳しく解説します。 商業... -
連結貸借対照表の利益剰余金の求め方
例題解説 親会社と子会社の個別財務諸表の利益剰余金を合算する P社(親会社)利益剰余金:600円 S社(子会社)利益剰余金:570円 合算金額:( 600 + 570 = 1170 ) 開始仕訳の利益剰余金当期首残高を加減する 前期末における連結修正仕訳の損益項目を再計算... -
期首商品および期末商品に含まれる未実現利益の消去
例18 - ダウンストリームの場合 背景情報: P社 → S社へ販売(ダウンストリーム)。 利益加算率: 20%。 期首商品棚卸高: 360円。 期末商品棚卸高: 480円。 期首商品に含まれる未実現利益の処理 期首商品棚卸高 360円 × 20% = 72円。 前期末の連結修正仕訳を... -
貸倒引当金の修正に関する連結修正仕訳
親会社の貸倒引当金の修正 背景 P社がS社に対して持つ売掛金残高(当期末:500円、前期末:200円)。 貸倒引当金率:5%。 必要な連結修正 前期末の売掛金(200円)にかかる貸倒引当金の修正を開始仕訳で行う。 当期末の売掛金(500円)にかかる貸倒引当金... -
連結修正仕訳の手順:連結会社間で振り出した手形の割引き
問題の状況 連結会社間の取引 S社がP社に対して約束手形200円を振り出した。 このうちP社は150円を銀行で割り引いた。 残額50円はP社が当期末現在も保有している。 連結会計での考慮点 連結会社間の手形発行(S社 → P社)を相殺する。 銀行での手形割引き... -
タイムテーブルの作成と開始仕訳の手順
以下、提供された資料に基づき、タイムテーブルの作成方法と開始仕訳の作り方を説明します。 1. 支配獲得日の状況を記入 資料を基に記入 支配獲得日(XO年3月31日) P社の取得割合: 60% 子会社株式の帳簿価額(親会社の投資額): 260円 子会社の純資産 資...