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(6)各パートで求められる知識・スキル

この記事でわかること
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▼(6)各パートで求められる知識・スキル

ここで、各パートで求められる・スキルを簡単に見ておきましょう(図表0-9)。

①ビジネス環境分析パート

では、データ収集や分析スキル等の分析的な知識やスキルが必要です。

スタッフの方々は比較的このパートは得意でしょうが、ただやみくもに情報収集しても、何が重要な情報で何に基づいてどのような判断や課題設定を行うのかということがわかっていないと、情報やさまざまな意見の海に投げ出されて溺れてしまいかねません。

例えば、プロジェクトメンバーに職場や仕事の問題点を出してもらいます。

そうすると、本人の不平不満をはじめいろいろな事柄が上がってきます。

事務局としては、それらを整理して、重要性や緊急性に基づいて課題設定を行う必要があります。

マンガのストーリーでは、山本電機の人たちがそのような局面に出くわします。

②ビジョン設定パート

では、図表0-9に見られるように価値観や想いの抽出や、目標感の違いの調整等、主にファシリテーションスキルが重要になります。

例えば経営目標を設定するということについて、5人に聞けば5つの違った意見が出てきます。

最終的には社長に決めてもらうという方法もありますが、社長にも根拠となる判断材料が必要です。

このように皆さんから考えや意見を引き出しながらまとめていく手法を「ファシリテーション」といいます。

この手法を身につけていないと、このパートをうまくまとめることは難しいです。

③戦略策定パート

は、戦略やビジネスモデルに関する知識やロジカルシンキングといったスキルがカギとなります。

戦略類型については、戦略策定パートで解説していますので、参考にしてください。

④活動・計数計画具体化パート

では、戦略を戦術に落とし込んだり、計画化するなど、ブレークダウンスキルが重要となります。

どんな戦略も最終的には業務として実行される必要がありますから、「戦略課題課題解決策施策計画」のようにブレークダウンしていきます。

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